更新日:2019-8-22
ANAとJAL、比較してみよう!第5弾。
飛行機での旅を快適にしてくれるのは、やっぱり快適なシート。
そりゃぁ、ビジネスクラスやファーストクラスに乗れればいうことないけど、なかなかねぇ(涙)
フライト時間を快適にしてくれる、シート編です。
両社とも、各クラス、機材によって古いシートもありますが、今回は新しいシートのみを比較していきたいと思います。
シートピッチは34インチ(約86cm)、高解像度9インチタッチパネル式液晶モニター付き。ユニバーサルタイプのPC電源とUSBポートも完備。フットレストもあります。(前に座席のない席にはありません。)ヘッドレストは上下に調整できるので、お好みの位置に合わせることができます。
シートピッチは34インチ(約86cm)、シートを倒さずに座面が前に倒れてくるタイプのFixed Back Shellスタイルのシート。後ろの人に気兼ねすることなく、シートを倒すことができます。クラス最大級の10.6インチタッチパネル式液晶モニター付き。ユニバーサルタイプのPC電源とUSBポート、カップホルダーも完備。3段階に調節できるフットレストもあります。(前に座席のない席にはありません。)ヘッドレストは上下に調整できるので、お好みの位置に合わせることができます。
上記2つは古い機材に比べると、ずいぶん快適になりましたよね。古い機材にあたったら、ハズレくじを引いた気分になります。
シートピッチは34インチ(約86cm)、ヘッドレストは6方向に動かすことが可能。13.3インチのエコノミークラス最大級の薄型タッチパネル式液晶モニター完備。フットレストやユニバーサルタイプのPC電源、USBポートもあります。
座席のファブリックは真ん中がブルー、両端がグレーと2種類採用し、心機一転。
エアニュージーランドのみが採用していたカウチシートを日本の航空会社では初めて採用。
シートピッチは32インチ(約81センチ)、利用人数に応じた追加料金で3席または4席のレッグレスををあげてベッドのように使用することが可能。
カウチシート専用の寝具もあるので、フルフラットで寝ていくことも可能です。
その他の設備は通常のエコノミーと同じ。
シートピッチは38インチ(約97cm)、座席幅19.3インチ(約49cm)。11インチタッチパネル式液晶モニター付き。(10.6インチの機材もあり。)ユニバーサルタイプのPC電源とUSBポート、パーソナルライトも完備。レッグレスト、フットレストもあります。(フットレストは前に座席のない席にはありません。)
帰りの便では見事プレミアムエコノミーをゲットできました。ビジネスクラスには遠く及ばないけれど、エコノミーと比べるととっても快適。ANAプレミアムエコノミー搭乗記と旅のまとめ。前回の2016年12月ドイツ旅行⑨フランクフルト中央駅から空港への移動方法とセネターラウンジ滞在記からの続きです。24時間前の戦いに勝利!ANAでSFC以上のステイタスを持っていると、空席がある場合に限り、オンラインチェックイン時もしくは当日空港のチェックインカウンターで無料でプレミアムエコノミーにアップグレードできます。往路はあえなく玉... 2016年12月ドイツ旅行⑩ANAプレミアムエコノミーで帰国と旅のまとめ - マイルジャーニー |
シートピッチは38インチ(約97センチ)、15.6インチのクラス最大級タッチパネル式パーソナルモニター(最前列は11.6インチ)。ユニバーサルタイプのPC電源とUSBポート、パーソナルライト、レッグレストも完備。ヘッドレストは6方向に調整可能。
どの席からでも直接通路に出ることができる、全席通路側スタイル。フルフラットになるベッドシートにオットマン下のバゲージ収納スペース。18インチタッチパネル式の大型液晶ワイドスクリーンに、ユニバーサルタイプのPC電源、USBポート、大型サイドテーブルにLEDパーソナルライトと、快適な旅を約束されたようなものですよね。
これまでのスタッガード配列を変更し、中央席ならびに通路を挟んだ一部座席はペアシートを採用。
座席のカラーや配置は今までと少し変更しましたが、基本的なスペックは同じ。
10年ぶりに導入される新シートはB777-300ERで採用。
ビジネスクラスなのにドア付きのワイドシート。シートは前後の向きを組み合わせて配列することでビジネスクラス最大級のプライベート空間と居住性を実現 。
どの席からでも直接通路に出ることができる、全席通路側スタイル 。
24インチの大型モニターは機内のパーソナルモニターとしては初の4Kを採用、テレビの横には収納BOXがあり、PC電源やUSBポートも完備と至れり作れり。
いままでのビジネスクラスよりワンランクアップしたようなシート、ぜひとも搭乗してみたいです。
高い壁で仕切られたスクエア型のシェル、内部はあらゆる無駄を削ぎ、最大限の心地よいスペースを確保しています。まるで自宅のようなプライベート空間で最上級の空の旅をお楽しみいただけます
23インチ大型液晶ワイドスクリーン。デジタルノイズキャンセリングヘッドホンも完備です。大型可動式のダイニングテーブルに可動式のカクテルテーブル。液晶モニター付きの衛星国際電話、ユニバーサルタイプのPC電源にUSBポートも完備。ジャケットやシューズの専用収納スペースからメガネなどの小物類を機能的に収納できるスペースまであります。
2019年5月、ホノルル線に新たに導入されたA380。
星空をイメージした壁紙が特徴。
32インチの大型液晶ワイドスクリーン、ユニバーサルタイプのPC電源にUSBポートを完備。
ドア付きの個室シートにはジャケットを収納可能なクローゼットも完備と至れり尽くせり。
これまでのブルーを基調にした路線とは異なり、落ち着いた雰囲気です。
ファーストクラスもビジネスクラス同様、10年ぶりにB777-300ERに新シートを導入
居住性と機能性を追求した新しいシート。
シートのドアと個室型のシェルによりプライベート感を確保しながら、ゆとりある特別な空間となっています。
43インチの大型4Kモニターを採用。現行のファーストクラスの23インチと比較すると、大きさが全然違います。
ジャケット収納可能なクローゼットやひじ掛けの下にある収納スペースにはユニバーサルタイプのPC電源、USB・HDMIポートを完備。
5星ホテルのようなくつろぎ空間を提供してくれます。
シートピッチは約86cm、シート幅約47cm、10.6インチタッチパネル式モニター付き。USBポートも完備。スマートフォンホルダーと小物入れを設置。
3-3-3の9席並びが一般的な配列ですが、3-4-2の配列を採用し、2~4名の並び席確保や通路へのアクセスを容易にしています。
だけどなんとなく、色合いがオシャレじゃないと思うのは気のせいでしょうか?
JAL SKY SUITE 787 のために開発された「新・間隔エコノミー」
シートピッチは約84cm、シート幅約48cm、10.6インチタッチパネル式モニター付き。USBポートも完備。スマートフォンホルダーと小物入れを設置。
横9席配列が主流を占める中、JALは2-4-2の横8席並びを採用し、横幅にゆとりを持たせています。
SKYTRAX社が運営する2017年「ワールド・エアライン・アワード」で、世界で最も優れたエコノミークラス座席に贈られる「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート」賞を受賞したそうです。
JALが「ワールド・エアライン・アワード」を受賞するのは、2013年の「ベスト・ビジネスクラス・エアラインシート」、2015年の「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート」に続いて3度目で、「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート」賞としては2度目の受賞です。
今後のシートにも期待が持てますね。
スリランカ旅行記と言いながら、スリランカへの道のりはまだまだ遠く…残念ながら?今回もまだスリランカには到着せず(^_^;伊丹→那覇→羽田と空路移動し、一日目が終了。ぐっすりホテルで休んだ後は、クアラルンプールへ向けて出発です。前回2017年4月スリランカ旅行②ヒルトン成田宿泊記からの続きです。いよいよ出国ヒルトン成田からシャトルバスにて成田空港に到着。チェックインを済ませ、出国前にカードラウンジに寄ろうかなぁと思っていたのですが、ふと周りを見渡してみると、驚きの光景が!!南ウィングの保安検査場は大行列。さ... 『2017年JGC修行☆その2』4月スリランカ旅行③成田→クアラルンプールJAL搭乗記 - マイルジャーニー |
座面が前にスライドするシェルタイプのシートです。
シートピッチは約107cm、12.1インチタッチパネル式モニター付き。USBポート、パーソナルライトも完備。フットレストは3段階に調節可能。ペットボトルホルダー、カップホルダーを設置。
東京駅から東京シャトルで成田空港へ。予約すると900円で成田まで行けるって安くて便利。今回はマレーシア発券した残りの航空券でクアラルンプールへ。プレミアムエコノミーなので、サクララウンジを利用できます。朝ごはんを食べてきてないので、お腹ペコペコ。ラウンジで朝ごはん♪『2017年JGC修行☆その4』①伊丹⇒那覇⇒羽田JAL搭乗記 からの続きです。チェックインJAL CLUB-Aカードを持っていると、ビジネスクラスのカウンターでチェックインできるのですが、なんとなくこちらへ。さすが成田空港!ファーストクラス、ビジネスクラス、J... 『2017年JGC修行☆その4』②成田空港サクララウンジ&成田⇒クアラルンプールJALプレミアムエコノミー搭乗記 - マイルジャーニー |
どの席からでも直接通路に出ることができる、全席通路アクセス。フルフラットになるベッドシートにオットマン下の大型収納スペース。23インチ個人モニターに、周囲の騒音を低減するノイズキャンセリング機能付きソニー製の密閉型ヘッドホンを採用。適度な反発力により、寝返りが楽になり、疲れがとれやすいSKY SUITE(スカイスイート)仕様のエアウィーヴS-LINEのマットレスとピロー。快眠が約束されたようなものですよね。
今までに経験したビジネスクラスは短距離路線ばかり。中距離路線ではANAプラチナを達成したときに、羽田⇒ジャカルタ間でインボラを経験しましたが、その時のシートは「ANA BUSINESS CRADLE」、フルフラットではありません。今回利用するのはフルフラットになる「JAL SKY SUITE」。中距離路線で予定フライト時間は5時間と短いですが、期待は高まります。前回のハノイ旅①伊丹⇒成田JAL搭乗、都道府県シールとサクララウンジ滞在記からの続きです。いざ機内へ期待に胸を膨らませながら、優先搭乗にて機内に乗り込みます。残念ながらブリッ... ハノイ旅②成田⇒ハノイ線ビジネスクラス『JAL SKY SUITE 』搭乗記 - マイルジャーニー |
JALのビジネスクラスは「SKY SUITEⅢ」が最新ですが、ヘリボーン式はあまり評判がよくないようなので、こちらのシートで比較しました。「SKY SUITEⅢ」はこんな感じです。
1-2-1の配列で見た目は圧迫感があるもよう。
真ん中の2席はフルフラットにした時、片側は座席が上がり、片側は座席が下がって、足元が交差して干渉しない仕組みになっているようです。
通路側のアームレストは可動式で、フルフラットにした時はベッドスペースになるらしいのですが、上の写真で見る限り、アームレストを下げた位置までシートが下がるということは、かなり低い位置までシートが下がることになります。
フルフラットにしたとき、目線の高さに通路を通るCAさんたちの足元が見えるってどうなんでしょう?
ただ、SKY SUITEと比べると、シート幅が1インチ狭くなり、シート長さ(ベッド長さ)は4インチ長くなったようです。
空の上であることを忘れるような「住まい」を目指したデザイン。究極の眠りを実現する、エアウィーヴの寝具でゆっくり休めること間違いなしです。
23インチの大型モニター。ボーズのノイズキャンセリング・ヘッドホン クワイアットコンフォート25完備。木目調を中心としたインテリアで収納スペースやPC電源などは全てコンソールの中に入っています。
各シートのスペックを表にまとめました。
座席の種類 | Y | P | C | F | |
シートピッチ | ANA | 約86cm | 約97cm | 約111cm | 個室仕様 |
JAL | 約86cm | 約107cm | 約111cm | 個室仕様 | |
シート幅 | ANA | 約45cm | 約49cm | 約67cm | 約84cm |
JAL | 約47cm | 約48cm | 約65cm | 約84cm | |
リクライニング角度 | ANA | 103〜110度 | 114度 | 180度 | 180度 |
JAL | 103〜110度 | 114度 | 180度 | 180度 |
※Y:エコノミー、P:プレミアムエコノミー、C:ビジネス、F:ファースト
プレミアムエコノミーのシートに差がありますね。JALはANAより10cmもシートピッチが広くなっています。また、前にシートが滑り出るシェルタイプなので、後ろの人に気を使わずにシートを倒してくつろげますね。そのほかのシートについてはスペック的には大差がないようです。
個人的に一番乗ってみたいのはJALのファーストクラス『JAL SUITE』ですね。落ち着いたインテリアにエアウィーブの寝具、間違いなく爆睡できそうです。まあ、夢のまた夢ですが…(涙)
こうやってシートを比較すると、その差が歴然ですね。ビジネスクラスに乗れるよう、陸マイラー活動を頑張らねば!とやる気が湧いてきます。