ローテンブルクのかわいい街並み、行ってみたいなぁと思ってたけど、今回は日程が短いからあきらめていたんです。ミュンヘンからフランクフルトに向かう途中に寄りみちするとしたら、ニュルンベルクの方が便利だから、ニュルンベルクに行こうかとも考えたのですが、やっぱり行きたいって思いが強くなり、思い切って立ち寄りました。
前回の2016年12月ドイツ旅行⑦ミュンヘンからローテンブルクへの行き方からの続きです。
ローテンブルクの駅を出て左にしばらく進むと信号があります。その信号を右折して道なりに進んでいくとレーダー門が見えてきます。駅からだと10分くらい。
レーダー門にある塔に登れるらしいのですが、今日は休み(涙)大晦日なので仕方ないですね。気を取り直して元気なうちに城壁を歩きます。
街を取り囲む全長4.2kmの城壁は、上を自由に歩くことができるんです。さすがに1周は疲れるので、とりあえず気の向くままに歩いてみます。
雰囲気のある階段を登って城壁へ
この城壁は第二次世界大戦で破壊されたらしく、その後世界中からの寄附で復元されました。壁には寄付者のプレート が埋め込まれています。日本人の名前もたくさんありました。
高さはあまりありませんが、城壁からの眺めもなかなかです。
ほどよいところで城壁から降りて街歩きします。
街中にはかわいい看板がいっぱい。上を見たり横を見たりとキョロキョロしながら市庁舎を目指します。市庁舎の展望台からは街を一望できるので、登りたいけど今日は営業してるかなぁ。
小さい街なので、地図がなくても全然大丈夫。人が多い方に歩いて行くと、マルクト広場に到着しました。
残念ながらというかやっぱりというか、市庁舎の展望台は閉まっていました(涙)マルクト広場にも昔街を救った酔っ払い市長の仕掛け時計があるらしいのですが、今回は見ることが出来ませんでした。
上の写真の時計の左右の窓から酔っ払い市長が出てくるそうです。
さて、お腹が空いたのでランチにしましょう!マルクト広場に面したレストランのおすすめメニューにひかれて入店します。
ボリューム満点のランチでした。お肉(豚肉)の左にあるのは、ジャガイモと小麦粉を混ぜて練った団子。もちもちして美味しいのですが、お腹が膨れます(笑)
おなじみ白ビールと黒ビールも忘れずにいただきまーす♪
お腹も満たされたし、かわいい街並みも満喫したので、フランクフルトへ向かうことに。スイーツ男子であるダンナの強い要望で、街の名物シュネーバルをおやつに購入。
シュネーバルとは直訳すると「雪の玉」、クッキーのような生地をひも状にし、ソフトボール大の大きさに丸めてあげたお菓子です。表面にはチョコレートやシナモン、ナッツがコーティングされています。サクサクして美味しかったのですが、口の中の水分が持っていかれます。水分と一緒に頂きましょう。
駅まで戻ってきたら、荷物をピックアップして電車に乗り込みます。フランクフルトまではバイエルンチケットでは行けないので、あらかじめDB(ドイツ国鉄)のホームページで購入しておきました。
乗車日の5日くらい前に購入したのですが、ローテンブルクからフランクフルトまで、2等座席で一人19ユーロでした。当日購入すると倍以上の値段になるので、予定が決まっているのなら、あらかじめ購入しておくことをお勧めします。
ちなみに、ヴェルツブルクまではバイエルンチケットで行けるのですが、ローテンブルクからフランクフルトとヴェルツブルクからフランクフルトの料金が同じだったので、ローテンブルクからのチケットを購入しました。
15:06 Rothenburg ob der Tauber出発
↓ RB 58900
15:20 Steinach(b Rothenburg ob der Tauber)到着
(乗り継ぎ時間12分)
15:32 Steinach(b Rothenburg ob der Tauber)出発
↓ RB 58120 Würzburg Hbf
16:16 Würzburg Hbf到着
(乗り継ぎ時間11分)
16:27 Würzburg Hbf出発
↓ IC 26 Frankfurt(Main)Hbf
17:36 Frankfurt(Main)Hbf 到着
2回乗継がありますが、どちらも終点なのであわてることなく乗継できました。
ヴェルツブルクからはIC(インターシティ)に乗ります。今までずっとローカル電車だったので、やっぱり乗り心地も早さも違いますね。快適です。
フランクフルトはミュンヘンよりも寒い!!雪がちらついています。今日のホテルも駅の目の前。迷う心配はありません。
今日も一日街歩きと移動でクタクタ。結局この旅行中、初日以外は疲れて晩御飯まともに食べてない…
最後の日だからレストランへと思ったけれど、食欲がわかず…日本から持ってきた「ど〇兵衛」で年越しそばご飯にします。
カウントダウンに行こうと色々調べたものの、フランクフルトにはカウントダウンイベントはないみたい。(私が調べられなかっただけかもしれませんが)
大晦日から新年にかけては、みんなが各々いろんな場所で打ち上げ花火を上げるようです。街を歩いている若者たちも、みんな小脇に花火を抱えています。(フランクフルトでは大晦日から新年にかけてのみ、個人が自由に花火を打ち上げられるようです)ホテルの部屋にはベランダがついていたので、そこから見物しました。
天気悪いし、市販の花火だし、みんなが22時くらいからあちこちで上げてるので、もやって綺麗に撮れなかったけど、あけましておめでとうございます。今年も楽しく旅ができますように。
―つづく―