ANAマイルでビジネスクラスの特典航空券を発券しました。行先はずっと行きたいと思っていたエチオピア。世界遺産に大自然と見どころいっぱい。そんなエチオピアでやりたいことをまとめてみました。
エリトリアとの国境に近いエチオピア北部に位置するダナキル砂漠は、夏は気温が50度以上、冬でも40度を越える世界で最も暑い場所のひとつとされています。
みどころは活発な火山活動をつづける火口を見学できるエルタ・アレ火山、熱された塩水が噴出することによってできた、想像もつかない極彩色の絶景が広がっているダロール火山、ウユニ塩湖のような塩の湖アサレ湖など。
西遊旅行のホームページに詳しい特集が載っていました。
現地発3泊4日のツアーに参加する予定でいるのですが、世界一過酷なツアーと言われています。体力に自信がないのはもちろんの事、食べ物とか大丈夫かな?と少し不安もありますが期待の方が大きく、今からすごく楽しみです。
エチオピアで最も有名な世界遺産ではないでしょうか?石を刳り貫いて作り上げたエチオピア正教会の教会堂群です。11の聖堂と関連する礼拝堂などの建造物群で、北部、西部、東部、その他の4つのグループに分けられます。
正確な建造年代は不明だそうですが、12世紀から13世紀にかけて建造されたと推測されています。
岩窟教会群の中でもっとも有名なのが「聖ゲオルギウス」(上の写真)です。他の教会群からは孤立した場所にあるのですが、保存状態が良く、外観も優れています。
難点は2つ。入場料が50USドルと高額なことと、ダニ対策。教会内部の絨毯は長年の湿気でダニの巣となっているようです。靴を脱いで内部に入らないといけないので、ダニ対策をしっかりとしておく必要がありますね。
エチオピアと言えばコーヒーが有名ですよね。アラビカコーヒー発祥の地といわれていて、コーヒーの樹の原産地はエチオピアと考えられているそうです。
エチオピアのコーヒー豆は世界最高の香りを誇ると言われ、フルーティーな香りと酸味が強いのが特徴。他のコーヒーに比べ、苦味が少なく、コクや甘みはやや控えめだそうです。
また、エチオピアとエリトリアには独特の文化、コーヒーセレモニーがあるそうです。
手順は以下の通り。
- 青草や花を床に敷き、カップを置く台を置く(テーブルは使わない)。
- 松脂や乳香、アラビアガムなどで作られた香を焚く。
- コーヒーの生豆を鉄鍋に入れ水を入れて洗う。
- 鉄鍋を炉にかけて煎る。
- 煎り上がった豆を客に出し、香りを嗅がせる。
- 客が焙煎に満足したら、豆を臼と杵で潰して粉状にする。
- 水とコーヒーの粉をポットに入れて、火にかけて沸騰させる。
- 沸騰したら、カップにコーヒーを注ぎ、再びポットに戻す。この動作を繰り返す。
- 1煎目はアボル(Abol)と言い、少量を大地に注ぐ真似をするか別の器に出した後、カップに注ぎ分け、主賓や年長者から先にコーヒーを勧める。古い作法では塩を入れて飲むが、現在は砂糖が一般的で、乳やバターを入れる場合もある。
- 2煎目はトーナ(Tona)と言う。3煎目はバラカ(Baraka、「祝福」)と言い客の求めがあった場合に出すものとされる。客は3煎目は迎えてくれた家族や村の幸せや無事を祈りながら飲む。
WiKipediaより
ぜひとも体験してみたいです。
インジェラとは、「テフ」という穀物をすりつぶしたものに水を混ぜ、発酵させたものを片面だけ焼くクレープのようなもの。エチオピア人にとっては米同然の食べ物です。おかずを頼むともれなくついてくるらしい。
「ワット」というおかずをインジェラでつまんで食べるそうです。
しかし、問題なのはこのインジェラの味!なんと「ゲ○」の味がするとか、雑巾の味がするとか言われています。(発酵させているのですっぱいらしい)写真を見ると美味しそうに見えるのですが、さて真相は?こうご期待!
南部にはたくさんの少数民族がいます。有名なところでは唇にお皿をはめ込んでいる『ムルシ族』(上の写真)や男性が雄牛の背中の上をジャンプする儀式、ブルジャンプが有名な『ハマル族』、泥でボディペイントしている『カロ族』ですよね。
その他にもいろんな部族がいるみたいなんですが、そのほとんどの生活地域が南部なんですよねぇ。今回訪れる予定のダナキルとラリベラはエチオピア北部。交通の便がそんなに良くない国なので、短い日程で北部と南部の両方を訪れるのはちょっと厳しいかなぁ。南部の少数民族巡り、すごく興味があるのでしてみたいなぁ。
写真撮影には一人5ブル(1ブル約5円なので約25円)のチップが必要らしいので、南部の部族巡りをするときは、たっぷり小額紙幣を準備していかないといけませんね。
長距離のビジネスクラスは初めてなので、今からとっても楽しみです。今回乗る予定のビジネスクラスのシートは以下の2種類になります。
シートピッチは59インチ、約150センチ。リクライニング時にはシート全体で体をしっかりとサポートし、ゆりかご(CRADLE)のようなくつろぎ感。フルフラットではありませんが、短距離路線なのでがっつり寝る訳ではないので十分ですね。
エチオピア航空のビジネスクラスはフルフラットではなく、ライフラットです。ライフラットとは座席そのものは足元までフラットになるけれど、座席と床は完全に平行にならないため、足元側がやや低くなるシートのことです。脚を伸ばして眠ることが可能ですが、わずかにずり落ちる感覚があるとか。
フルフラットじゃないのがちょっと残念な気がしますが、エコノミーと比べると雲泥の差であることに変わりはありません(笑)
往復共に夜のフライトなので、脚を伸ばしてゆっくり眠ることができるのはやっぱり嬉しいですね。機内でたっぷり休んで、到着後は疲れ知らずでフルに動き回れそうです。
食事はどうなんでしょう?期待薄かなぁ…
今回我が家がANAマイルで発券したビジネスクラスの特典航空券は次の通り。
本当は燃油サーチャージがかからない1月中に発券したかったのですが、エチオピア航空の特典航空券が出てくるのを待っていたら、2月発券になってしまいました。(中国経由は航空保険料及び燃油特別付加運賃が高いので、バンコク経由がいいなぁと思っていたのですが、バンコクまでの特典航空券がありませんでした。年末年始なので、贅沢は言えないですね)
というのも、エチオピアの国内線はエチオピア航空のみの運航。国際線でエチオピア航空を利用すると、国内線を割引料金で利用できるんです。
例えばエチオピアの首都、アディスアベバからダナキル砂漠の基点の街、メケレまでの料金は、国際線をエチオピア航空利用で7,300円、エチオピア航空以外の利用で20,300円とおよそ3倍の料金になります。コールセンターに電話して確認すると、特典航空券の利用でも割引料金が利用できるとの事。そりゃ、エチオピア航空を利用しますよね。
(ANAマイルではエチオピアの都市の選択肢はアディスアベバとディレ・ダワのみだったので、目的地までの特典航空券発券は無理だったんですよね)
今回大量のマイルを消費してしまったので、またコツコツ陸マイラー活動に精を出します!