更新日:2019-2-20
ANAとJAL、比較してみよう!第11弾はエコノミークラスの機内食編です。
機内での楽しみと言えばやっぱり機内食!(ホントは優雅にビジネスクラスの機内食を楽しみたいトコロですが)
でも、座席が後方だと食べたい機内食はなくなっていて選べない!なんてこともあって悔しい思いをしたこともしばしば。
今回はそんなエコノミークラスの機内食について比較してみました。
イギリスに拠点を置く航空サービスリサーチ会社「SKYTRAX社」が世界の空港や航空会社の評価を行っており、独自の調査に加え、乗客から満足度調査などを行った上で、各国の国際空港や航空会社の評価を発表しています。
毎年発表される「ワールド・エアライン・アワード」と「ワールド・エアポート・アワード」は影響力が強いと言われています。
先日、2017年のランキングが発表されました。
世界ベスト・エアラインの1位に選ばれたのはカタール航空。サウジアラビアなど中東の近隣国が国交断絶による一部路線の運航停止などによる苦境の中での受賞です。
苦境を乗り越えて今後も頑張ってほしいですね。
ホームページでは各賞が発表されているのですが、ファーストクラス部門ではやっぱりと言うか納得と言うか、エディハド航空でした。豪華ですもんね。
一度は乗ってみたい憧れのファーストクラス。どうせ乗るなら最高に豪華なファーストクラスに乗りたいと思いませんか?自分の給料じゃ到底手が届かないけど、宝くじに当選したら乗ってみたいなぁと思うファーストクラスをまとめてみました。また、少しでもお得に乗れないか検討しました。シンガポール航空:スイート※写真はシンガポール航空ホームページより引用A380機のみに設定されているファーストクラスを超えたスイート。天井が開いているとはいえ、扉を閉めると完全なプライベート空間、まるで個室のようです。座席を倒してベッド... 乗ってみたい!豪華なファーストクラス5選とお得に乗る方法 - マイルジャーニー |
その他の賞など詳しくはSKYTRAX社のホームページをご覧ください。
WORLD AIRLINE AWARDS 2017 | Passengers Choice Awards
更新日:2019-8-22ANAとJAL、比較してみよう!第5弾。飛行機での旅を快適にしてくれるのは、やっぱり快適なシート。そりゃぁ、ビジネスクラスやファーストクラスに乗れればいうことないけど、なかなかねぇ(涙)フライト時間を快適にしてくれる、シート編です。 両社とも、各クラス、機材によって古いシートもありますが、今回は新しいシートのみを比較していきたいと思います。 ANAのシートエコノミークラスB787に使われているシート シートピッチは34インチ(約86cm)、高解像度9インチタッチパネル式液晶モニター付き。ユニバー... ANAとJAL、比較してみよう!国際線シート編 - マイルジャーニー |
SKYTRAX社のエアラインランキングにはエコノミークラスのランキングもあり、機内食ランキングも発表されています。
ランキングは次の通り。
ランキングは10位までしか発表されていないので、全日空(ANA)が何位なのかわからないのが残念です。
ちなみに、ファーストクラスの機内食ランキングでは10位にJAL、ビジネスクラスでは7位にJAL、9位にANA、プレミアムエコノミーでは6位にJAL、10位にANAがランクインしています。
ANAやJALの国際線エコノミークラスの機内食は、1食約300円と言われています。(中・長距離路線、軽食は除く)
限られた予算の中で、美味しい機内食を提供してくれようと頑張ってくれていますよね。(なにこれ?っていうような機内食を提供する航空会社もまれにありますが(^_^;)
それでは両社の機内食を比較してみましょう。
誰もが好きな日本の家庭で馴染みのある、ほっとするような料理をフードスタイリスト「飯島奈美」さんがプロデュースしています。味付けも微妙な加減にこだわり、シンプルだけど飽きが来ないメニューになっています。
対象路線:北米や欧米、東南アジアなどの中長距離路線
※2017年8月末で終了
料理コンペティション「RED U-35」で選ばれた6名のファイナリスト監修による機内食が2017年9月1日より3ヶ月ごと4回に分けて1年間提供されます。季節ごとに2名のシェフによる若さ溢れる自由な発想でのメニューが登場。日本料理、フランス料理、中国料理と多彩なジャンルで、世界中のお客さまに新しい"驚き"と"楽しさ"に出会える機内食を届けてくれます。
※「RED U-35(RYORININ’s EMERGING DREAM)」 とは、2013年に幕を開けた日本最大級の若手料理人コンペティション。夢と野望を抱く、新しい世代の、新しい価値観の料理人(クリエイター)を見出し、世の中に後押ししていくため、日本の食業界の総力を挙げて開催する料理人コンペティションです。
「北海道・九州」をテーマにした食事を提供。新しい”驚き”と”楽しさ”に出会える機内食になっているようです。
対象路線:東京・名古屋・関西発中国・香港・台湾線
日本で広く愛されている有名店(モスバーガーや吉野家)とのコラボレーションメニューを到着前の食事で提供。空の上ならではの自由な発想で生まれたオリジナルメニューとなっています。
くまモンとのコラボ、とってもかわいいですよね。
AIRシリーズはまだ一度も食べたことが無いのですが、ぜひ食べてみたいと思えるメニューです。
AIRシリーズは期間限定でメニューが変わり、2017年6月1日(木)~8月31日(木)までは「AIR MOS 焼肉ライスバーガー」が提供されているようです。
対象路線:欧米線及び豪州線
おいしさはもちろんのこと、見た目の美しさにもこだわった機内食。JALハワイ線機内食のために考案されたオリジナルフレーバーのチーズケーキがあるそうです。
対象路線:ホノルル線
有名監修店による空弁スタイルの機内食。四季を感じる旬の食材を堪能できます。
近距離線ならお弁当スタイルの方がワクワクしますね。トレーに乗ってくるより見た目も美味しそうに見えます。
対象路線:成田発韓国線(JL954・JL960便を除く)羽田⇒金浦線は普通の機内食です。
お食事(エコノミークラス) - JAL国際線
Connoisseur(コノシュアー)とは、「その道を極めた目利き」をあらわすことばです。常に新たな食の世界を切り開き、お酒などの嗜好品を芸術のごとく高める世界の匠たちと、高度1万メートルの特別な一皿を知るANAシェフチームとの共演が実現しました。
ANAだから出会うことができた食文化の粋を、ぜひご堪能ください。
「お客様とともに創る機内食」をテーマに開始された「機内食総選挙」。
SNSの投票により、エコノミークラス機内食の一部を選定しています。
日本発の機内食では、2016年「機内食総選挙」で上位メニューにランクインした機内食を中心にラインナップを刷新しているようです。
先日2017年総選挙の速報が発表されました。全8メニューで最多得票となったのは、洋食の「ビーフシチューとオムライス」だそう。和食・洋食から選ばれた4メニューは、12月から登場する予定だそうです。楽しみですね。
【ANA公式サイト】What's up? ANA|毎年恒例、ANAの「機内食総選挙」。この「機内食総選挙」、皆様のSNSからの投票によって、和食・洋食それぞれ上位2位に選ばれたメニューは、2017年12月以降日本発便の国際線プレミアムエコノミーとエコノミークラスで実際に提供されます。 一番人気のメニューは何?~機内食総選挙2017を開催しました~|What's up? ANA|ANA - What's up? ANA|ANA |
2018年の機内食総選挙はカレーでした。結果発表が楽しみです。
【ANA公式サイト】「お客様とともに創る機内食」をテーマにした機内食総選挙。皆様のおかげで今年で6回目を迎えました!今年のテーマは「ご当地カレー」です! 機内食総選挙2018 | ANA - ANA公式サイト |
国産の野菜(玉ねぎ・セロリ・キャベツ・にんにく)を使用し、動物性の素材は使わずに化学調味料・保存料無添加スープを「茅乃舎」と共同開発。玉ねぎをベースに野菜の風味を活かし黒胡椒がほんのりと薫ります。
ビジネスクラス以上で提供していたANAの自社製のパンを、羽田・成田発のプレミアムエコノミー・エコノミークラスでも提供。地上とは異なる機内でも「もっちり感」を出すためにさまざまな工夫がされています。
暖かい状態で提供されるパンは美味しさ倍増、うれしいですよね。
ECONOMY CLASS 機内食・ドリンク|Service & Info[国際線]|ANA
2019年4月より、ANAは国際線エコノミーとプレエコに有料機内食を導入すると発表しました。
日本発ホノルル線を除く欧米路線が対象で和食と洋食を用意。価格は2,500円で出発の24時間前まで予約を受け付けるそう。
深夜便など、離陸後に軽食やドリンクのみを提供する便では提供しないようです。
でも、写真を見る限り2,500円払ってまで食べたい機内食ではないような気が…
頼む人はいるんでしょうかね。
最近ではANAもJALも写真つきのメニューを用意してくれているので、機内食を選ぶときの参考になります。
エコノミークラスの機内食に関して言えば、プロデュースメニューやコラボメニューなど、JALの方が新しい取り組みを行っているように感じます。次はどんなコラボメニューかな?とワクワクしますよね。
機内食総選挙も面白いアイデアですが、結局は過去のメニューを少し変えているだけのような気がするのは私だけでしょうか?
総選挙で選ばれたメニューはもちろんの事、ANAにはそれ以外にも新たなメニューの開発に取り組んで欲しいですね。