今回の台北旅行のメインイベント、平渓天燈節。天燈は無料で上げることが出来るのですが、整理券はすぐになくなってしまうとの事。整理券は10時に配布開始されるらしいので、上げたい方は始発のバス(動物園駅発9時だったと思います)に乗って会場入りした方がいいと思います。今回は天燈上げを見るのが目的ですが、どうせなら一番前で見たいと思い、11時過ぎのバスに乗って十分へ向かいました。
前回の『2017年JGC修行☆その1』2月台北旅行②JALビジネスクラス搭乗記 からの続きです。
会場へのアクセス方法
電車でも行くことが出来るのですが、MRTとバスを利用するのが便利です。MRT文湖線(ブラウンライン)の終点、動物園駅まで行きます。駅の改札を出ると、平渓天燈節の看板が出ています。
表示に従って進んでいくと、駅を出たところに新たな看板があります。
とってもわかりやすいですね。矢印に従って進んでいきましょう。
しばらくすると、料金表があります。動物園から乗ると、往復50元ですね。(料金は往路に徴収されます)動物園駅の最終電車が24時なので、それに乗り遅れないように帰ってきましょう。
動物園駅から徒歩5分くらいでバス乗り場に到着です。入り口に設置されているBOXに料金を入れて列に並びます。列は「座位」(座って乗る人)と「立位」(立って乗る人)に分かれています。この時点で11時過ぎだったので、みんな「座位」に並んでいます。(係りの人が座位の列に誘導していました)
しばらくしてバスが到着。すんなりと乗り込むことが出来ました。ここからバスで40分くらいです。山道を通るので、車酔いする人は酔い止めを飲んでいった方がいいかもしれません。
十分の天燈上げ会場
バスは上の写真の左下にある3つの橋の真ん中の橋に到着しました。天燈上げの会場は右下になります。バスを降りてから会場までは徒歩20分くらい。とりあえず会場の下見に行きます。
天燈上げのスケジュールです。8回に分けて行われます。1回目は18:15のようですね。あまり遅くなると、帰りのバスが大渋滞しそうなので、2回目終了時点で帰ろうかなぁと思っています。
会場到着時点で12時半くらい。さすがに人はまばらですが、舞台正面と舞台から見て左側は三脚がぎっしりと並んでいます。さらに、舞台からみて左側にはちょっとした石段があるのですが、その上にもぎっしりと三脚が陣取っていました。
舞台右側(この写真を撮っている場所)にちらほら座って待っている人や、椅子で場所取りしている人がいるので、私たちも何かで場所取りできないか物色。会場への通り道でもらったパンフレットを敷いて、その上に目印としてカメラカバーを置いて場所取りしました。
ここで座って開始まで待つのはかなりつらいので、下に敷く段ボールを探しがてら、食事を調達しに十分の街に戻ります。
十分散策
線路上ではみんなが思い思いに天燈を上げています。料金は一律、何処も同じです。
4色の天燈は200元、単色は150元です。我が家は2年くらい前に金運の黄色を上げました。天高く舞い上がったけど、金運はアップしていません(涙)
線路脇で天燈を吊るして願い事を記入します。叶うといいですね。
お昼ご飯に米粉麺を頂きました。スープは美味しかったし、大根にも味が染みて美味しかったのですが、肝心の米粉麺は…私の好みではありませんでした。ビールとおつまみ、下に敷く段ボールをゲットしたら、会場へ場所取りに戻ります。
途中でリハーサルがありましたが、待ってる間は退屈。6時15分の打ち上げまでまだ3時間くらいあります(涙)
だんだん人が増えてきたなぁと思ったその時、ボランティアスタッフから鬼のような一言が!
「通行の妨げになるので、立って待ってください。」
確かに人は増えたけど、まだ3時間もあるのに…でも仕方ありません。諦めて立ちます。こんなことなら反対側の三脚に紛れて座ってればよかった、と後悔。でもそうすると会場の奥側になるので、帰るとき大変そうだしなぁ。今後参加予定の方は、忍耐強く立って待つ覚悟で臨んでください。
平渓天燈節開始
平渓天燈節は18時15分からなのですが、どうやらHISのツアーがその前に天燈上げを行うようで、少し暗くなりかけた17時30分、HIS主催の天燈上げが始まりました。
まだ少し明るいので幻想的ではありませんが、それでも十分綺麗で感動しました。その後、現地ツアー会社が主催(と思われる)の天燈上げがあり、いよいよ本番です。
すっかり日も暮れて、準備万端。期待が膨らみます。
一番最初に上げるのは、ちょっと変わった形、三角頭の天燈。これはスペシャルだと言っていました。(理由はよく聞き取れませんでした)
暗闇に浮かんでいく天燈は本当に幻想的できれいでした。画像は少し悪いですが、動画もご覧ください。感動が少しでも伝わるといいのですが…
まとめ
私たちは会場入り口を背にしていたので全く気付かなかったのですが、会場はものすごい人で埋め尽くされていました。2回目の天燈上げが終わって帰ろうと出口に向かったところ、信じられないくらいの人で埋め尽くされていました。会場に入りきれず、周辺道路で浮かび上がった天燈を眺めている人たちもたくさん。
3時間近く立ちっぱなして疲れたけれど、一番前で見れて本当に良かったです。
今年は平渓天燈節が土曜日だったこともあり、いつも以上に日本人観光客が多かったようです。(もちろん私たちもそのうちの一人です)確かに、天燈上げを見ているとき、周りはほとんど日本人だったなぁ。
天燈上げは1回ごとにショー(歌や獅子舞など)を挟んで行われます。また、天燈を上げる前にはお願い事を記入するので、予定時間より少し時間がかかると思っていた方がいいです。時間には余裕をもって観覧してください。
人波をかき分けつつ、何とか帰りのバス の列に並びます。途中で列が「座位」と「立位」の2股に分かれます。少し時間がかかるかもしれないけど、迷いなく「座位」を選択。並び始めてから1時間20分くらいでバスに乗れました。
台北到着は21時くらい。疲れた体に鞭打って、夜市へ晩御飯に出かけます。
―つづく―