長いと思っていた旅もいよいよ現地最終日。
ラリベラからアディスアベバまでビューンと国内線でひとっ跳び。
日本への帰国便は夜なので、荷物を先にチェックインして身軽になったら、出発までアディスアベバ観光に出掛けます。
目的は一つ。美味しいコーヒーを飲むこと。
エチオピア旅⑥世界遺産『ラリベラ岩窟教会群』と絶景レストランとナイトライフからの続きです。
その前に、ラリベラで宿泊したホテルをご紹介。
トリップアドバイザーでラリベラのイン・B&B部門で1位のホテル。
名前の通り全部で12室のこじんまりとしたホテルです。
大きなベッドにソファーセット。
各部屋にはベランダがあり、素晴らしい景色を堪能できます。
シャワーは熱いお湯がたっぷり出ましたが、アメニティはハンドソープだけ。
ベッドサイドにはクローゼットがありますが、セーフティボックスはありません。
部屋にはテレビや冷蔵庫もありません。
無料WiFiはありますが、人が多い夜はつながりにくかったです。早朝や昼間はサクサクつながりました。また、iphoneよりもAmazon Fire HDの方がつながりやすかったので、相性があるのかも?
部屋のベランダで絶景を眺めながら飲むビールは最高!
夕日もばっちり見えます。
フロントとロビー。
木の家具がおしゃれでした。
ラリベラの教会群までは徒歩2〜30分くらい。行きは下りなのであまり苦になりませんが、帰りはちょっと辛い。私たちは途中でコーヒー(ビール)休憩しながら帰りました。
バスはないので、車チャーターか乗り合いバスの二択になります。
ホテルで料金を確認したところ、車チャーターは500ブル/1台、乗り合いバスは100ブル/1人。
迷わず乗り合いバスを選択です。乗り合いバスといっても、ちゃんとホテルまで迎えに来てくれるので心配ありません。
ちなみに、この日の乗客は私たちだけでした。
空港までは40分くらい。途中から未舗装の道になり、家畜渋滞発生。
空港の周りは何もなく、のどかな放牧場となっていました。
ラリベラ空港はとっても小さな空港。
チェックインカウンターと小さな待合スペースがあるのみ。
でも、こんなに小さな空港でもコーヒーセレモニーのセットはきちんと用意されていました。(写真撮り忘れ)
待合室には無料WiFiありとの事ですが、全然つながりません(涙)
もちろん沖止めなので、歩いて搭乗します。
約1時間で無事にアディスアベバに到着。
アディスからメケレへのフライト同様、飲み物とマフィンが出ました。
ボレ国際空港からピアッサ地区へミニバス(乗り合いバス)で向かいます。
事前に他の人のブログでミニバス乗り場を調べていたので、その情報を頼りに進みます。
国際線ターミナル前にある駐車場を通り抜けて、突き当りの道を左に進んでいきます。
右にカーブするように道なりに進み、その後まっすぐ進むと高架下にでます。(ちょうど上の写真の道を青い車が進んでいる方向にまっすぐ進みます)
左側にエチオピア航空の事務所があるのでわかりやすいと思います。
高架下を超えてまっすぐ進んだところがミニバス乗り場。
何台か止まっているので、ドライバーや料金徴収係に「ピアッサ?」と聞けば、どのバスに乗ればいいか教えてくれます。
道の反対側にガソリンスタンドがある辺りがピアッサ行きのミニバス乗り場。
ボレ国際空港からは徒歩10~15分くらい、ここからピアッサ地区までは渋滞具合にもよりますが30~40分くらいです。
料金は1人5ブル(約20円)と、とってもリーズナブル。
出発してからも、こんな風に窓から上半身乗り出して、お客さんを呼び込んでいます。
乗客の中にはニワトリも。
ビニール袋がガサゴソ動くので何かな?と思っていると、ニワトリが飛び出てきました。
この日はエチオピア正教のクリスマス。晩御飯でしょうか…?
空港からのバスが停車する位置と、空港へのバスの発車位置が違うので気を付けなければいけません。
この辺りにはものすごくたくさんのミニバスが止まっています。
私たちはその辺に止まっているミニバスに片っ端から声を掛けて聞いていたのですが、みんな「向こう」と指を指すだけで、正確な場所はわかっていないようでした。
何台ものバスに声を掛け、あちこち歩き回ったのに、全然バスが見つからなくて途方に暮れていると、ものすごく親切な現地の女性が声を掛けてくれ、その人が空港近くへ戻るバスを見つけてくれました。本当に感謝です。
バスに乗り込む前に丁寧にお礼をいって握手しようとすると、ハグされました。エチオピアでは握手ではなくハグが主流なのでしょうか?
バスの料金徴収係が「ボレ、ボレ、ボレ」と叫びながら呼び込みしていたので、「空港に行きたい」ではなく「ボレに行きたい」というと、比較的簡単にバスが見つかるかもしれません。
「アディスアベバで美味しいコーヒー」とググると出てくるのがTomoca coffe。
観光客だけでなく、地元の人たちもたくさん訪れていました。
1965年創業の老舗コーヒー店です。
まず、入り口横のカウンターで注文し、支払いを済ませます。(値段は忘れてしまいましたが、5~60円くらいだったかと(>_<)
その時にプラスチックのトークンのようなものを受け取って、奥のカウンターへ。
カウンターでトークンを出して、コーヒーが出来上がるのを待ちます。
スターバックスのような仕組みですね。
こちらが一番人気のマキアート(コーヒー+ミルク)
地元の方はたくさん砂糖を入れて飲んでいましたが、私は砂糖なしで。
ミルクが入っているとは言っても、コーヒーは物凄く濃厚で美味しい。
エチオピアのコーヒーはとっても香りが良く、苦みと甘味は少ないのですが、程よい酸味があります。
この後スーパーでお土産探し!と思っていたのですが、家具や電化製品を売っているデパートのようなものはあっても、食料品を扱っているスーパーは見つけられず。
食料品を扱っているのは小さな個人商店のみで、お土産になりそうなものは見つけられませんでした。仕方がないので、お土産は空港で購入しました。
アディスアベバでは観光を予定していなかったし、ミニバスの乗り方とTomoca coffe以外は何の下調べもしていなかったので、ピアッサ地区をうろうろして、適当なお店でご飯を食べたら再びミニバスで空港へ戻ります。
いよいよ帰国が近づいてきました。