ドブロブニクとスプリットではアパートに宿泊。
Booking.comから予約しました。
ホテルと違って24時間オープンのフロントがあるわけではないので、チェックインやチェックアウトの時間が比較的きっちり決められているのが難点ですが、暮らすように旅できるので、おすすめです。
今回の旅で宿泊したアパートを紹介します。
ドブロブニクで宿泊したアパート。
旧市街の海側、城壁のすぐそばにあります。
ピレ門から入ると右側の階段を登った一番上なので分かりやすいです。
普通に歩いて行くとピレ門から10分もかからないのですが、重いスーツケースをもって階段を上がると20分くらいかかりました。もちろん途中で何度も休憩しましたよ。
二人してスーツケースを担ぎ上げて何とか階段の一番上に。
ずっと階段が続くのではなく、少し登ったら踊り場のような段差があるのですが、小石が埋めらているのでスーツケースを転がすことが出来ません。
結局ずっとスーツケースを持ち上げて登ったので、疲れ倍増。
一番上に到着した時にはさすがに達成感がありました。
アパートの外観。私たちが泊った部屋は2階の一番右の部屋です。
入ってすぐにダイニングキッチン。
ダイニングの左側の階段を登ると共用のテラスがありますが、残念ながら眺望はありません。
テラスからさらに階段を登っていくと、城壁になります。大家さんが城壁で売店をしているのですが、もちろん私たちは城壁に登ることはできません。
また、売店の営業時間外は城壁へ続く階段には鍵がかけられているので、上がることはできません。
広々としたダイニングキッチンですが、ドリップコーヒーを入れるのに使用したくらい。
自炊は全くしませんでした(笑)
食器や鍋類、キッチン用洗剤などは一通りそろっていたので、材料さえ準備すれば料理できます。
こちらが売店からの眺め。旧市街地側はあまり見えませんが、紺碧の海が絶景です。
写真左の見切れているところがロヴリイェナツ要塞になります。
アパートに到着後、城壁にある売店でウェルカムドリンクを頂きました。
この時は売店の周りのみ、城壁に上がらせてもらいました。
ベッドルームとリビングルーム。
大きなソファが2つあるので、一人一ソファを独占して寛ぎました。
テレビは残念ながら英語(もちろん日本語も)のチャンネルがなかったので、ほとんど見ることはありませんでした。
部屋からの眺め。
窓を閉めている方のすぐ外は城壁。カーテンを開けていると、城壁ウォークをしている人から部屋の中が丸見えになるのが欠点ですが、昼間アパートでのんびりすることがなかったので、問題ありませんでした。
もう一つ上の階だったら、山側の景色はもっと絶景だったのかな?
バスルームはシャワーだけですが、熱いお湯はたっぷり出るし、湯量もばっちり。
アメニティはハンドソープとボディウォッシュ、シャンプーが用意してありました。
また、洗濯機があるのでとっても便利。着替えを少なめに持っていき、洗濯したので荷物も少なく済みました。洗剤や柔軟剤も用意してありました。
ブジェ門を出たところにコインランドリーがあったので、アパートに洗濯機がなくても大丈夫です。
最終日の夜、うっかりボイラーのスイッチを切ってしまっていて(バスルームの電気のスイッチと同じ並びにあって、出かける時に何のスイッチかわからないまま全部OFFにしてしまったようです。)、全くお湯が出ない。
昨日まで熱いお湯がたっぷり出ていたのに、いきなりボイラーが壊れた!と思い焦りました。
同じアパートにオーナー家族が住んでいるのですが、どの部屋か分からず、取敢えず電気のついていた部屋をノックして事情を説明するも、その部屋のおばあさんには英語が全く通じず。
おばあさんはジェスチャーで「そこの部屋に宿泊しているのは知っているよ」みたいなことを言ってくれているのですが、こちらの言いたいことは全く通じず困り果てていると、おばあさんが廊下の先の別の部屋へ。
もしかしてそこがオーナーの部屋か?と思ってついて行くと、出て来たのは若い女の子。
どうやら英語が話せる女の子を紹介してくれたようです。
その女の子に事情を説明すると、お母さんに電話してみると。
あれっ?もしかしてオーナーの娘さん?
どうやらオーナーはアパートにはいない(住んでない?)ようですが、オーナーのお母さんが隣の部屋にいて、お母さんがボイラーを見てくれることに。
部屋にやってきたお母さん、バスルームの電気のスイッチを見て一言、「ボイラーのスイッチが入っていない」
大騒ぎして、おばあさんや娘さん、お母さんに迷惑かけて申し訳なさすぎて平謝り。
みんなまったく嫌な顔をせずに対応してくれて感謝です。
部屋から見た朝日。
連日お天気に恵まれました。
チェックアウト後アパートを見上げると、昨晩突然部屋をノックして迷惑をかけたおばあさんがこっちを見て手を振ってくれていました。
私たちも満面の笑みで手を振ってお別れしました。
みんな優しい人たちで、とっても楽しい宿泊になりました。
スプリットのバスターミナルからスーツケースをゴロゴロ転がしながら歩いて15分くらい。
旧市街のすぐそばです。
お部屋は3階、もちろんエレベーターはありません。
アパート入口のドアにも鍵がかかるのでセキュリティーはばっちりです。
スプリットの手前で渋滞があり、バスの到着が予定より30分くらい遅れ、待ち合わせの時間に遅れてしまったのですが、オーナーのいとこがアパートの前で待っていてくれました。
お部屋はワンルーム。
入ってすぐ左にソファー、右にキッチン。
お鍋やカトラリーも一通りそろっているし、電子レンジや電気ケトルもあります。
ベッドと窓からの眺め。
旧市街までは徒歩1~2分、海までも3分くらいと、観光にとっても便利。
近くに小さなスーパーもあります。
コンパクトなシャワーとトイレ。
シャワールームはちょっと狭いけど、水圧は問題なし、熱いお湯もたっぷり出ます。
シャンプーやソープ、ハンドソープなどのアメニティも用意してくれていました。
ワンルームなのでちょっと狭いけれど、1泊だけなので問題なし。
ただ、スーツケースを広げる場所が窓の前しかないので、スーツケースを広げてしまうと窓を大きく開けられなかったのが残念。
チェックアウトは10時だったのですが、11時まで部屋を使いたいとお願いすると快く応じてくれました。
チェックアウト後、鍵はポストの中に入れておいてと言われたので、チェックアウト後に荷物を預かってもらうことは不可だと思います。
でも、バスターミナルの近くに荷物預かり所が数件あったので、そちらを利用すれば問題ないと思います。(残念ながら値段はチェックしていません)
ドブロブニク新市街のバスターミナル。
旧市街からはピレ門を出たところのバス停から1Aまたは1Bのバスで15分くらい。
バスのチケットは数日前に事前に購入しておきました。
が、ここで失敗。
バスのタイムテーブルを一切調べずにチケット売り場に並び、窓口に貼ってある時刻表をみて8時発は早いなぁと思い、その次の10時発を予約したのですが、このバスが各駅停車のように色んなバス停に停車するバスだったのです。
しかも途中でバスの乗り換えがありました。
通常、ドブロブニクからスプリットまでは4時間くらいと言われていますが、私たちが乗ったバスはスプリットの手前で少し渋滞したこともあり、5時間半かかりました。
バスの詳細についてはインターネットできちんと調べてから予約した方がいいと思います。
また、インターネットからチケットを購入するとクレジットカード決済できますが、バスターミナルの窓口では現金のみとなります。
料金は125クーナ(約2,200円)でした。
座席はチケット購入時に勝手に割り振られるので自分では選べませんでした。
左側の席だったのですが、ずっと海を見ながらのドライブだったので絶景でした。
今回のクロアチア旅でこの日が一番天気が悪く、ずっと曇り空。スプリットの手前では雨が降りましたが、スプリット到着時には雨はやんでくれたので良かったです。
途中、国境を越えるのでパスポート必須。預け入れ荷物の中にいれず、手荷物として持っていましょう。
国境ではバスのドライバーさんが手続きしてくれます。
出発から約1時間で最初のボーダー、その後20分で次のボーダーに到着しました。