Categories: JAL航空券

JAL国際線プレエコ(Eクラス)及び国際線航空券の国内線区間のマイル積算率が変更に

スポンサーリンク

2020年10月1日搭乗分より、国際線プレミアムエコノミー(予約クラスE)のマイル積算率が100%⇒70%にダウン、2021年2月1日以降の搭乗より、 国際線プレミアムエコノミー(予約クラスE)のアップグレードが不可&国際線航空券に含まれる国内線区間のマイル積算率が変更になるとの発表がありました。
今まではエコノミーの安い航空券でも、国内線区間は100%マイル加算、FOP及びFOPボーナスポイントが付与されていましたが、2021年2月以降は予約クラスに応じて積算率が変わります。

国際線プレミアムエコノミー(予約クラスE)、マイル積算率ダウン&アップグレード不可

JALのプレエコの予約クラスはWとEの2種類でしたが、エコノミーの予約クラスRが2019年10月1日搭乗分よりプレエコに変更となり、予約クラスが3種類となりました。(いずれも現在はマイル積算率100%)
それに伴い、現在マイル積算率100%の予約クラスEが2020年10月1日搭乗分より70%にダウンします。

予約クラス2020年9月30日まで搭乗の積算率2020年10月1日以降搭乗の積算率
W・R100%100%
E100%70%

JALが期間限定スペシャル運賃で販売するプレエコの予約クラスはE。
安い運賃でプレエコに搭乗でき、マイル積算率は100%。しかも国内線区間も100%加算ととっても使い勝手のいい運賃。やっぱりここを改悪するのか。

加えて2021年2月から予約クラスEはアップグレード不可となります。
プレエコのスペシャル運賃(予約クラスE)はエコノミーのアップグレード対象運賃よりも安いので、ビジネスクラスにアップグレードしたい時にもってこいだったんですよね。
今後予約クラスEはマイル積算率70%の上、ビジネスへのアップグレード不可となり、使い勝手が悪くなります。

とはいえ、プレエコ利用で専用チェックインカウンターやサクララウンジが利用できるといったメリットはあります。
修行僧でなく、エコノミーより快適に旅したい時には、セールを利用すればお得に少し快適なフライトができます。

国際線航空券の国内線区間のマイル積算率

国際線航空券の国内線区間とは、例えば伊丹から羽田を経由してパリに行く場合の、伊丹⇔羽田区間のことをいいます。
通常、大阪(伊丹・関西)⇔東京(羽田・成田)の国内線区間は無料で付けられます。(空港利用税等があるので、総額は若干変わってきます。)
年末年始やGWなどの繁忙期は国内線が込み合うため、数万円かかることもありますが。

沖縄や札幌などは往復1万円で国内線区間を追加することが可能。
100%マイル及びFOP加算だったので、修行僧はわざわざ「沖縄⇒羽田⇒シンガポール⇒羽田⇒沖縄」というように、国際線の前後に沖縄などの国内線区間を付けてFOPを稼いでいました。

2021年1月31日搭乗まで

今回変更されるのは下記表の運賃1に含まれている「国際線航空券に含まれる日本国内区間」です。
国際線の予約クラスにかかわらず一律100%マイル加算、FOPボーナスポイントも400ポイント貰えます 。

利用運賃カテゴリー該当運賃
運賃1(100%) 大人普通運賃、小児普通運賃、往復割引、身体障がい者割引、介護帰省割引、JALビジネスきっぷ、eビジネス、離島割引、国際線航空券に含まれる日本国内区間など
運賃2(100%) 特別乗継運賃
運賃3(75%) 先得割引、スーパー先得、ウルトラ先得、乗継割引28
運賃4(75%) 特便割引1、特便割引3、特便割引7、特便割引21、特別往復割引、株主割引
運賃5(75%) 乗継割引7
運賃6(75%) 当日シルバー割引、おともdeマイル割引、スカイメイト
運賃7(50%) パッケージツアーに適用される個人包括旅行運賃など

2021年2月1日以降の搭乗

国際線の予約クラスによりマイル積算率は次のように変更になります。

予約クラス2021年1月31日までの搭乗2021年2月1日以降の搭乗
Y 運賃1(100%) 運賃1(100%)
H 運賃1(100%) 運賃4(75%)
M 運賃1(100%) 運賃4(75%)
E 運賃1(100%) 運賃3(75%)
O 運賃1(100%) 運賃7(50%)
G 運賃1(100%) 運賃8(30%)

ツアーなどの安い運賃でも国内線区間は100%マイル加算だったものが、最悪マイル加算30%と大幅ダウン。
セールなどで売り出される国際線の予約クラスはQなんだけど、現在発表されているマイル積算率にはQクラスがありません。
予約クラスGの国際線マイル積算率は50%。30%のQはGと同じ積算率になるのかな?まさか0%ってことはないよね?
積算率について詳しくはこちらでご確認ください。

海外発券は?

海外発券した場合の国内線区間はどうなるんだろう?やっぱり日本発券と同じように、国際線の予約クラスに応じて積算率が変わるのかな?
JALより先、2018年にマイル積算率を変更したANAは、日本発券同様、海外発券でも予約クラスに応じた積算率となっているので、おそらくJALも同じだろうな...
残念だけど、仕方ありませんね。

まとめ

2018年10月1日搭乗分よりANAが国際線航空券の国内線区間のマイル積算率を変更、12月よりプレエコの積算率を100%⇒70%に変更しましたが、JALは変更なしで頑張っていたので、このままだといいなぁと淡い期待を抱いていましたが、ついに改悪の時が。
いつかANAに追従して積算率がダウンする日が来るとは思っていたけど、やっぱり悲しい。

テレビでも飛行機修行が取り上げられ、広く知れわたることとなり、上級会員が増えたのかも?
年末年始やGWなど連休前のラウンジ混雑がだんだんひどくなってきていたので、その対策かもしれません。

2020年は国内線FOPキャンペーンも2倍から1.5倍に改悪。今後ステイタスを維持するのは大変になってきます。
これ以上改悪、例えば国内線FOPキャンペーンの廃止などがないことを祈ります。

スポンサーリンク
旅のなか

SFCとJGCを取得。快適旅ライフを送るべく、陸マイル活動を頑張っています。旅やマイルについて気ままに綴っています。 詳しくはこちらをご覧ください。