2017-2018年末年始は念願のビジネスクラスでエチオピアへ行って来ました。
現地では前半世界一過酷なツアーと言われている『ダナキル砂漠ツアー』に参加し、なかなかハードな旅を、後半は少しまったり、でもカオスな旅を楽しんできました。
エチオピアの人たちは基本とっても親切。旅の途中たくさんの人に親切にしてもらいました。(もちろん鬱陶しい人もいますが…)
そんな旅を綴っていきます。まずは旅の始まりから。
旅の始まりは関西空港から
今回の旅の始まりは関西国際空港から。
最近は国内線を乗り継いで羽田・成田から出国することが多かったので、関空から出国するのは2年ぶり。ちょっと懐かしい気分。
そして、海外からの旅行者の多さにびっくり。
数年前からアジア圏の旅行者が増えてはいたけど、こんなに増えているとは…
出国する日本人旅行者より、日本を旅して自分たちの国に帰っていく海外の旅行者の方が多いんじゃないかって思うくらい。
一瞬ここは海外の空港だったかと思ったくらい。(冗談ではなく、ホントに多いんです。
免税店もにぎわっていました。
私たちはチェックイン、出国をサクッとすませて、ANAラウンジに直行です。
関西空港ANAラウンジ
ANAラウンジはターミナル1の北ウィング、連絡シャトルを中間駅で降りたところ。搭乗ゲート14と15の間にあります。
今回は15番ゲートから搭乗なので、目の前ですね。
ラウンジオープン時間は7:30~最終便出発まで、座席数92席とこじんまりしています。
この日は平日の日中だったこともあり、そんなに混雑していませんでした。
一応窓の外には飛行機も見えます。
ウィスキーやワイン、日本酒。もちろんビールサーバーもあります。
食事は写真を撮るのを忘れたのですが、カレーや焼きそばなど数点のみ。
やっぱり羽田・成田のANAラウンジとは雲泥の差ですね。
それでも4年前に比べるとずいぶんと改善されました。
昔はカレーもなかったんですから。
でも、羽田や成田のANA・JALラウンジを利用するようになると、その差に愕然とします。
利用客数に大きな差があるから仕方のないこととは言え、もう少し改善して欲しいなぁ。
無理だとはわかっているけど、ヌードルバーがあれば嬉しいのになぁ。
やっぱり出国前にはうどんや蕎麦が食べたくなりますよね?
この日は空港到着が遅くなったため、搭乗開始まで30分くらいの短い滞在の予定だったのですが、使用機材の到着遅れで出発時間が変更になり、結局1時間くらいラウンジに滞在しました。
最近ANAで定刻に出発したことないな。まぁ、上海での乗り継ぎ時間がたっぷりあるからいいんだけどね。
ANA関空⇒上海ビジネスクラス搭乗記
定刻よりおよそ20分遅れで搭乗開始。
その後、10分くらい乗り継ぎ客待ち?をしてドアクローズ。
出発ギリギリに乗り込んできたファミリー、きっと他の乗客の目が痛かったことと思います(^_^;)
無事に曇り空の関西を飛び立ちました。
シート
2〜3か月前に使用機材の変更があり、ダウングレード。古い機材です。
分かってはいたけど、シートを見た瞬間にがっかりしたのは言うまでもありません。
ひじ掛けに座席リクライニングの操作ボタンがあります。
一つ上の写真で分かると思うのですが、モニターは座面の後ろではなく、前席ひじ掛けに収納されています。
アメニティはひざ掛け、まくら、スリッパ、イヤホンと標準。歯ブラシやマスク、耳栓はCAさんが配ってくれます。
エチオピアまでいくとお話しすると、長旅だからと歯ブラシやマスクを余分にくれました。
食事
まずは食前酒。シャンパン「シャンパーニュ・コレ ブリュット アール・デコ 」を頂きます。スッキリとした辛口です。
このグラス、イマイチ雰囲気が出ないんですよね。安定感重視なのはわかるのですが、ちょっとでも脚をつけて欲しい。
さらに、がっかりポイントが…
テーブルクロスが布じゃないんですよね。なんていうか、防水性のあるしっかりしたやわらかい紙のような素材。
JALは台北などの短距離路線でも布のテーブルクロスだったのに…残念。
がっかりポイントその2。
メインディッシュにアルミのカバーが付いたまま提供されます。
暖かい食べ物を暖かいうちに、という意図があるとは思うのですが、安っぽく見えてしまいます。
エコノミーなら納得ですが、せっかくビジネスクラスに搭乗しているんだから、せめて食事を提供する直前に外してくれたらいいのに。
ちなみにメニューは1種類だけでした。
アペタイザー:
ハーブダック、鮪のマリネ、カマンベールのみかんジャム添え
メインディッシュ:
牛タン煮の赤ワインソース添え
ブレッド:
ソフトロール
洋菓子:
やわらかサブレポムポムショコラ
せっかくアルミのカバーをして提供されたメインデッシュですが、ちょっと冷たかった...
それなら最初からアルミカバーいらんやんって思ってしまいます。
でも、牛タンはとっても柔らかくて美味しかったです。
赤ワインとともにいただきました。
欲を言えば、JALのようにデザートにアイスクリームがあればいいのになぁ。短距離路線とは言え、サブレだけっていうのはちょっと寂しすぎます。
まとめ
担当してくださったCAさんがいろいろと話しかけてくださり、楽しいフライトでした。
この日のビジネスクラスは半分くらい空席だったので、余裕があったのかな?
ホスピタリティは十分なのですが、すべてが機能重視なんですよね。CAさんにとっては働きやすいのかもしれませんが、もう少し乗客目線になって、テーブルクロスや食事の提供方法、デザートについては改善して欲しいです。
欲を言えば関西空港のラウンジの改善やシートの更新(こちらは順次行われているとはいますが、やっぱり地方は後回しなのが悲しい現実です)希望です。
たくさん文句を言いましたが、有償ではなく特典航空券での搭乗なので、文句を言う立場ではありません(笑)
これもポイントサイトでの陸マイラー活動のたまものですね。
さて、 目的地までは道半ばどころか1/5くらいしか進んでいません。
この後上海のラウンジでのんびりしてから、エチオピア航空でのロングフライトが待っています。
さてさて、エチオピア航空はどうな感じでしょうか?