ブルネイの首都「バンダルスリブガワン」はコンパクトで観光名所がかたまっているので、1日あれば十分満喫できます。
リバーサファリに参加すればテングザルなどが見られるけど、昔コタキナバルに行ったときに見たので、今回は市内観光だけ。
さくっと見どころを回ります。
前国王が作ったモスクなので、通称オールドモスクと呼ばれています。
イタリア人建築家によってデザインされたモスクは大理石や水晶が惜しみなく使われていてとっても綺麗。
通常であれば、お祈りの時間以外は見学できるんだけど、残念ながらこの日は国王の誕生日。
ムスリム以外は中に入ることはできませんでした。
オールドモスク横の広場では、朝から国王の誕生日を祝う式典が行われていたようで、式典終了後に皆さん記念撮影していました。
この時期のブルネイは昼間晴れていても午後に雨が降ることが多いみたいで(滞在中2日とも午後3時くらいから2〜3時間雨)、夕日に染まるモスクを眺めることはできなかったけど、夜には雨も上がって夜景を堪能。
ライトアップされたオールドモスクはとってもきれいでした。
王室博物館、入場料は無料。
ブルネイ王室の歴史や国王の生い立ちの解説、世界各国から国王に贈られた記念品、国王即位のパレード時に使用された御所車など豪華な品が展示されているそう。
残念ながら国王誕生日につき、こちらは休館。
豪華な品々を見ることはできませんでした(涙)
約3万人が生活している、世界最大の水上集落。
水上集落って聞くとスラムや貧しい人たちを想像しがちだけど、ブルネイの人たちは好んで住んでいるそう。
エアコンのある家もたくさんありました。
川には水上タクシーがたくさんいて、1ドルで水上集落まで行けるんだけど、声をかけてくるのはたいていツアーのお誘いで、「1時間20ドル」と吹っ掛けてきます。
ただし、断るとあっさり引いてくれるのが、他のアジアの国とは違うところかな。
オールドモスクの横には「 Mahkota Jubli Emas Park 」という綺麗に整備された公園が広がっていて、立派な橋を渡るとカンポン・アイールへつながる桟橋が。
水上タクシーに乗った方が集落のメインに連れて行ってもらえるんだろうけど、せっかくなのでこの桟橋を渡っていくことに。
カンボジアで訪れた水上集落はにおいがキツかったり汚かったりしたけど、ここは全然大丈夫。
ただ、日陰がないのでものすごく暑い。そして誰も歩いていない...
みんな暑い昼間は家の中でじっとしてるのかな?
ガドン地区にあるナイトマーケット。
大型ショッピングモール「ザ・モール」に入っているスーパーで買い物したかったので、バスで「ザ・モール」まで行き、そこから歩いて行きましたが、ナイトマーケットの前をバスが走っていたので、直接行けるのかも?
バスターミナルから「ザ・モール」までは1番のバスで約15分、1ブルネイドル。そこからナイトマーケットまでは徒歩5分くらい。
ナイトマーケットはとってもきれいで清潔。
屋根があるので雨が降っても大丈夫。
15時過ぎくらいから徐々にお店が開店しますが、にぎわうのは18時を過ぎたあたりから。
ただ、バスの運行は6:00〜20:00となっているので、バスで移動する場合は早めの行動をお勧めします。
ナイトマーケットは焼き鳥や春巻きなどの揚げ物、焼き魚、チャーハン、麺類などの食べ物屋台が中心。
フルーツやドリンク屋台、タッパに入ったお弁当のような屋台もあります。
テーブル席完備なので、買ったものをその場で食べることも可能。
エビ入り春巻き(4本で1ドル)と焼き鳥(大2ドル)、焼き鳥(小、1本1ドル)、牛くし(右端、1本2ドル)など。
春巻きは揚げたてなので、皮がサクサクでとっても美味しい。
焼き鳥や牛くしはカレー風味だったり少し甘めのタレがかかっていたりしてこっりも美味。
どれも格安、おつまみに最高なのにビールが飲めないのがつらい(涙)
オールドモスク横にある公園の周囲にも屋台がたくさん出ていました。
国王の誕生日だったから特別かな?
たくさんの地元の人たちでにぎわってました。
屋台の内容や価格はナイトマーケットと変わらない感じだったので、わざわざナイトマーケットに行く必要なかったかも...
国王の誕生日と被ってしまったため、オールドモスクやロイヤルレガリアに入場できなくて残念だったけど、式典を少しだけ眺めることができたのでヨシとしましょう。
アルコールやたばこに関してはどこでも自由にってわけにはいかないので、少し不便ですが、治安はいいし街中もきれい。
道端にごみが落ちてるなんてことありませんでした。
アジアなのに綺麗でアジアっぽくない不思議な国。
ただ、もう一度訪れるかと聞かれると...再訪はないかな?