北部の名護から西側の海岸線にある名所を巡りながら那覇まで南下するドライブ。
名所がたくさんあって回り切れないので、めぼしいところだけをさっくりとめぐってきました。
恩納村にある万座毛は、象に似た岩が有名で綺麗な海が広がる景勝地。
18世紀前半に琉球国王の尚敬王が「万人を座するに足る毛(原っぱ)」と賞賛したことから万座毛と名付けられたと伝えられています。
ちなみに万座毛の「毛」は沖縄の方言で原っぱを意味するそう。
2020年7月現在、万座毛は絶賛工事中。
もともと駐車場やおみやげ物屋さんだったところに新たな観光施設を建設中なので、第二駐車場を利用します。
第二駐車場から万座毛までは歩いて7分くらい。炎天下の中を歩くので日傘必須です。
遊歩道はのんびり歩いて20分くらい。
海の透明度はバツグンで、サンゴ礁も見えます。
ただ、夏は暑すぎてあんまりのんびりしてられない...
万座毛の手前の道を左に進んでいくと裏万座毛、自然のビーチが広がっています。
地元の家族連れが2〜3組、釣りやBBQ、シュノーケルを楽しんでいました。
この辺りは岩がごつごつしているので、ビーサンよりもマリンシューズの方が良いかも?
波によって削られた琉球石灰岩の奇岩がたくさん。
ここで一日中ぼーっと過ごすのも良いなぁ。
自然にできた岩場の穴はまるで洞窟。
洞窟から覗く海は絶景、しばし打ち寄せる波音を聞きながら、まったりしました。
海の透明度はバツグンだけど、少し波が高かったので、シュノーケルなどをする場合は十分注意が必要。
地元の方はしっかりとライフジャケット着用していました。
600年前の戦国時代に造られたトゥマイグシク(泊城)。
ムラアシビ(農閑期における集落あげての舞踊会)の時期には渡具知の若者たちの歌や踊りの格好の練習場になったそうです。
隣には渡具知ビーチがあり、地元の家族連れでにぎわっていました。
干潮だったので、浅瀬にある岩場まで歩いて渡ったけど、北部のビーチに比べると透明度はイマイチかな?
那覇空港から車で15分くらいのところにある波上宮。
沖縄県で最も格式の高い神社として崇拝され、地元の人からは「なんみんさん」の愛称で親しまれている神社。
その昔、理想郷とされるニライカナイへ祈りを捧げる聖地だったそう。
隆起したサンゴ礁の上に建つ朱色の本殿は、竜宮城のよう。
恋愛成就のパワースポットとして人気です。
すぐ下に広がるのは那覇市内唯一の遊泳ビーチ、波の上ビーチ。
人口ビーチで透明度はイマイチですが、トイレやシャワー、売店もあるので、お手軽に浜遊びできます。
綺麗な海に囲まれた沖縄なので、みどころはたくさん。
有名どころだけを回っても、まだまだ回り切れません。
島の東側や南側にはまだまだ訪れたことのない場所がたくさんあるので、次回は南部を攻めてみようかな?
一通り島を一周したら、今度は自分だけのお気に入りの場所を見つけてみたいな。