ポルトからストライプ柄の家が可愛いパジャマシティとして人気のコスタノヴァへ。
コスタノヴァ周辺は霧が多く、漁に出た漁師たちが霧の中でも自分たちの家を見つけられるようにと、自宅を目立つストライプ柄にしたそう。
行ったことはないけど、確かイタリアのブラーノ島も同じ理由でカラフルな街並みになっていますよね。
今回はそんな可愛いコスタノヴァと、途中の街アヴェイロの街歩きです。
※記載している料金などはいずれも2020年1月現在のものです。
ポルトからコスタノヴァへは電車とバスを乗り継いでいきます。
まずはポルト、サンベント駅からアヴェイロ駅へ。
所要時間は約1時間、チケットは往復で€7.1。
8時半くらいにサンベント駅でチケットを購入したんだけど、8時55分以降23時25分までの電車ならどれに乗ってもいいとのこと。ただしサンベント駅からアヴェイロ行きの直通電車は1時間に1本しかないので注意が必要です。
アヴェイロからコスタノヴァへはバスで。
駅の裏側にバスターミナルがあり、ここから乗車可能。料金は片道€2.6、バス乗車後、ドライバーに直接支払います。
少し歩いてアヴェイロの街の中心地から乗車することも可能です。
時刻表によると、所要時間は35分なんだけど、この日はコスタノヴァ手前の「プライア・ダ・バーラ」の街の渋滞がひどく、1時間半以上かかりました。
帰りは50分くらいだったかな?
こちらがバスの時刻表。
休日はバスの本数がぐっと少なくなるので注意してください。
ポルトガルのヴェネチアと呼ばれている水の都アヴェイロ。
新駅舎の隣にある旧駅舎は美しいアズレージョで有名なんだけど、訪れた2020年1月現在、改装?工事中のためカバーで覆われていて見ることができませんでした。残念。
駅からまっすぐ伸びている大通りをのんびり歩いて約20分、街の中心地へ。
19世紀頃に周辺の土地を耕す肥料用の海藻運びに使われていたモリセイロと呼ばれるカラフルな船が停泊していました。現在は観光用のクルージング船として活躍中。
確か30分くらいのボートクルーズが€8だったかな?
午前中は観光客少なめだったけど、夕方バスで通ったときにはたくさんの人で賑わっていました。
街の入口付近でバスを降りて早速街歩き開始。
可愛いストライプのレストラン。海を眺めながら食事できるみたい。
あちこちにとっても可愛いストライプ柄の家がたくさんあってテンションアップ。
でも、今は別荘として使われている家も多いようで、あまり生活感は感じられず、ちょっと寂しい感じ。
それとも年末年始だからみんなバケーションに出かけてるのかな?
ビーチと反対側のジョゼ・エステヴァン通りでは住民の姿はほとんど見かけませんでした。
こちら側は午後は日陰になるので、午前中に訪れる方がいいかも。
シックな感じの家も。
家だけじゃなく、門扉も可愛い。とっても綺麗に手入れされています。
ビーチ沿いをちょこっと散歩。
歩きやすいように遊歩道がありますが、風が強くて寒かったので、ちらっと海を見て早々にリタイア。
夏はたくさんの観光客や地元の人で賑わうんだろうなぁ。
こちらのお店でランチを頂きました。
開いているお店があまりなかったので選択肢が少なかったのが残念。
アジの南蛮漬けのようなものと魚介のスープ。
この魚介のスープ、濃厚で具沢山でとっても美味しかったんだけど、ぬるかった。テラス席は日陰になって寒かったので、熱々のスープが飲みたかったなぁ。
甲イカのグリル。これで1人前。
出てきたときびっくりして、間違えてるんじゃないかと思い確認しました(笑)
甲イカ4杯と同じくらいのサイズの大きなジャガイモが4つ。もちろん二人でシェアしたんだけど、完食できず。
甲イカは程よい塩加減で美味しかったけど、まるまる1杯なので、ナイフでカットした時にイカ墨がはじけて危うく大惨事になるところでした。
2杯目からはイカ墨がはじけないようにそっとナイフを入れて食べました(笑)
前菜とスープ2杯、甲イカのグリルにビール2杯で€30ちょっと。
観光地のわりにはリーズナブルじゃないかと。
祝日だったのでバスの本数が少なく、また予想以上に渋滞していたので到着時刻が予定よりも遅くなったけど、小さな街なので2時間もあればじっくり街歩きできます。
地図がなくても迷子になることもないので、いろんな通りの家を見学。もちろん住民の邪魔にならないよう、プライバシーを侵害しないように配慮は必要です。
今回、アヴェイロはバスまでの時間潰しに街の中心をふらっと歩いただけで十分に観光できず。アヴェイロでモリセイロに乗ってみたかったなぁ。