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萩温泉 源泉の宿「萩本陣」宿泊記。お部屋や食事、温泉など

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山口県萩市にある「萩本陣」に宿泊しました。
地下2000mから汲み上げる太古の湯自慢の温泉宿。温泉だけじゃなく、冬の味覚「ふく」や地元のお酒も堪能してきました。

アクセス

山口県北部に位置する萩市。
車の場合、絵堂ICから約20分、電車の場合は最寄りの東萩駅から送迎があります。
萩市は明治維新発祥の地として知られています。ホテルから徒歩圏内に吉田松陰が幕末から維新にかけて活躍する人材を育成した松下村塾や吉田松陰誕生地・墓所、伊藤博文の旧宅など見どころが沢山あるので散策を楽しめるのも高ポイント。
一番近くのコンビニまでは徒歩10分ちょっとなので、飲み物など必要であれば宿到着前に購入した方が良さそうです。

ロビー

玄関を入ると広々としたロビー。写真では見切れてますが、右手前にお土産などを置いている売店、右奥が喫茶ラウンジ、左側がフロントです。

城下町「萩」をイメージしたロビー。フロントには石垣をあしらっています。

ロビー奥にある喫茶ラウンジ。新型コロナの影響か、滞在中はクローズしていました。

お部屋

お部屋は和室10畳+踏込2畳+広縁付き。
扉を開けると上り框があり、その先の踏込に冷蔵庫など、その奥がウェットエリア、左が部屋。

眺望指定なしの部屋だったので、7階だったけど窓からの景色は山と隣のホテルビューでした。
和室は綺麗に掃除されていて気持ちいいんだけど、部屋のわりにテレビが小さいのが残念なポイント。
テーブルの上にはお茶菓子として鶏卵せんべいがありました。饅頭は苦手なので私的には煎餅は嬉しいんだけど、スイーツ男子の旦那には不評でした(苦笑)

クローゼットの中には浴衣、半天、バスタオル、タオル、セーフティーボックス。
なんと浴衣は大から小まで4種類×2着用意されていました。嬉しい心遣いです。

踏込にある冷蔵庫の中にはコンプリメンタリーのお水が2本。電気ポット、コップ、お茶など。ただ、コロナの影響で紙コップしかなかったのが残念。
冷蔵庫の隣がトイレでその向こうに洗面台。シンプルだけど使い勝手は良かったです。

一番奥にコンパクトなお風呂。温泉があるのでもちろん利用せず。トイレは全自動で快適でした。

アメニティはフェイスソープ、男性用ヘアリキッドとヘアトニック、歯ブラシ、ブラシ、髭剃りと過不足なく揃ってます。お風呂にはボディソープとリンスインシャンプーもあります。

温泉

温泉は1階ロビー奥を進んで行き、日帰り入浴の受付を通り過ぎた先にあります。
バスタイルは部屋から持参しないといけないけど、小さなタオルは湯上がりどころ「まっちょる」や脱衣所にも用意してあります。

営業時間:5:30〜9:30、13:00〜24:00
※5:30〜9:30は宿泊者専用

ホテルWebサイトより引用

地下2000mから汲み上げる源泉は、氷河期にあたる2万年前から地底に蓄えられた地下水。ナトリウム・塩素・カルシウムのイオン濃度が高く、美肌に効果があるそう。
源泉の温度は30度くらいと低めなので、加温されています。
大浴場は「紅葉の湯」、「椿の湯」それぞれ7つのお風呂が配置された湯屋街「湯の丸」。翌朝には男女入れ替わるので、全部で14のお風呂が楽しめます。

大浴場は中庭をぐるっと囲むように湯船が配置されています。内湯の左右にそれぞれ洗い場があります。

こちらは紅葉の湯の様子。中庭を背にして正面の山の風景が楽しめる露天風呂や立ったままお湯に浸かれる深さ120cmの立ち湯。

ホテルWebサイトより引用

一つは加温なしの源泉(30度くらい)、もう一つは40度に加温した温泉と2種類の掛け流しが楽しめる源泉の壺や足元からポコポコと気泡が出るジャグジー。
源泉の壺はチョロチョロとお湯が流れてくるので、冬はお湯が溜るまでに冷めてしまうのか冷たくて入れなかった。サウナの後に水風呂感覚で入るのが良いかも?

食事

食事は朝夕共に2階にあるダイニング「旬の丸(しゅんのまる)」にて。

夕食

とらふくのコースは高くて手が出なかったので、「ふくつくし懐石」のプランを予約。少しづつ色んなふくが食べられるお得なコースです。

写真中央の黄色い器から、海藻うどん、ふく白子豆腐、ふく南蛮漬け、ふく刺し、ふくステーキ、ふくちり鍋。
地元の日本酒、獺祭とともにいただきます。
ふく白子豆腐はねっとりしていてお酒のあてにピッタリ。ふく刺しは言わずもがなコリコリしてて美味しい。

ふく万十(左)、ふく天ぷら(右)。
ねっとりとしたふく万十がとっても美味しかった。何気にコースの中で一番かも?

茶碗蒸し(左)、ご飯と旬のつみれ清まし仕立て(右)。写真は撮り忘れましたが、この後デザートにフルーツを頂きました。

朝食

久しぶりに温泉宿の和朝食を楽しみにしていたんだけど、残念ながらバイキングでした。が、和食が中心だったのでいろいろ選べて楽しかったです。

鯖味噌やふくの一夜干し、ライスコロッケに卵焼きなど。
焼き魚は他にも種類があったと思います。卵料理は目玉焼きもありました。

梅くらげにこんにゃく白和え、しらす山椒に炊き合わせなど小鉢の種類も豊富。
他にもきんぴらや煮浸し、明太メンマなど選ぶのが楽しかったです。

こんな感じでセレクト。
ご飯は白ご飯とお粥があったけど、お吸い物は味噌汁のみ。
もちろん、ベーコンやソーセージ、目玉焼きにパンなどの洋食もあります。

まとめ

温泉はマグマ水ではなく長い時間をかけて水ー岩石反応を行って形成された地下水だからか、なめらかでぬるぬるしたいわゆる温泉、って感じではなかったけど、温泉の種類が豊富で楽しめました。
萩の街や日本海を一望できる「奥萩展望台 絶景足湯」が新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、営業中止していたのが残念だったな。

ふくつくし懐石はいろんな料理を少しづつ楽しめるので、目でも楽しめるお料理でした。
萩観光にも便利な立地なので、おススメです。

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旅のなか

SFCとJGCを取得。快適旅ライフを送るべく、陸マイル活動を頑張っています。旅やマイルについて気ままに綴っています。 詳しくはこちらをご覧ください。

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Tags: 温泉