メキシコシティに1泊した後はメキシコのLCC、interjetでキューバのハバナまで。
キューバに入国するのに必要なツーリストカードの取得方法や、キューバ国内でのWiFi利用、両替などについてレポートします。
キューバの入国に必要なのはツーリストカードと英文の海外旅行保険証明書。
海外旅行保険証明書はカードに附帯している海外旅行保険で済ませる予定なので、カード附帯の保険会社に電話して、英文の証明書を発行してもらうだけなので簡単。
(ネットで検索しても海外旅行保険証明書の提示を求められたとの情報は一切ヒットしないし、私たちも提示しなかったので、必要ないのでは?と思うけど、必要書類に記載があるので用意していった方が良いと思います。)
問題はツーリストカード。
関東在住ならキューバ大使館に出向くことも可能だけど、関西在住の我が家には無理。郵送や代行申請してくれる旅行会社でも取得可能だけど、高い。
どうしようか悩んだ結果、メキシコシティ国際空港でも購入できるとの情報を頼りに、現地で入手することに。
キューバまではinterjetを利用するので、チェックインカウンターでどこでツーリストカードを購入できるか尋ねると、チケットオフィスで購入できるとの事。
interjetのチケットオフィスはチェックインカウンターの左手通路にあります。
ツーリストカードを購入したいと申し出ると、キューバまでの予約確認書の提示を求められました。
航空券購入後に送られてきたメールを見せると、すんなりゲット。
1枚350ペソ(約2,100円)、申請書類などは一切なし。クレジットカード利用可。
日本で取得するよりも簡単でとってもお手軽です。
ただし、在庫がない場合もあるとのことなので、注意が必要です。
(最悪、キューバ入国時に購入できるようですが…)
こちらがツーリストカード。
これが350ペソって高いなぁ。観光客が増えて、キューバの人たちの暮らしが楽になるために使われるのならいいんだけど...
メキシコシティからキューバのハバナまではinterjetを利用。
エアロメヒコと迷ったんだけど、interjetはLCCというカテゴリーだけど、サービスがいいとのネット情報を見て決めました。
エアロメヒコはスカイチームなので、何の恩恵も受けられないしね。
預け入れ荷物25kgまで無料
ドリンクサービスあり
座席指定無料
出発の2,3日前にオンラインチェックインのメールが届いたんだけど、キューバは対象外。
出発の3時間前にチェックインしてくれとのことだったので行ってみると、すでにこの行列。
interjetはターミナル1から出発。同じターミナル1内のヒルトンに宿泊していたので、荷物を預けたら一旦部屋に戻って休憩し、出発の1時間くらい前になったら保安検査場を抜ければいいかな?と思っていたけど、そんな時間はなさそう。
ダンナにチェックインの列に並んでもらい、私はホテルに戻ってチェックアウト。
結局手続きが終了するまで1時間以上かかったので、余裕をもって行動した方がよさそうです。
っていうか、みんな一体何時間前から並んでるんだろ?
チェックイン時点で搭乗ゲートは決まっておらず、「出発の1時間前にモニターで確認してね」とのこと。
出発の45分前から搭乗開始予定なのに、そんなギリギリまで搭乗ゲートが決まらないの?大丈夫か?
1時間前にモニターをチェックすると、ゲートが決まっていたので、一安心。
近くで待っているとみんな並びだしたけど、搭乗開始する気配はなし。
結局、予定時間より20分くらい遅れて搭乗開始。
座席はこんな感じ。
ANAやJALの国内線と同じような感じで、足元には余裕があります。
機内サービスはドリンクとスナック。
事前情報ではビールもあるとのことだったけど、2019年4月末時点ではビールはなし。
アルコールはテキーラ、ウォッカ、ラム、ウイスキーだったかな?
ウォッカとペプシを頂きました。
途中、雲の中でもないのに機体がガタガタ揺れてちょっと心配したけど、無事にハバナに到着。
着陸後は拍手が。海外ってたまに拍手する人いますよね(笑)
チェックイン等の作業には時間がかかるけど、そこは中南米時間。
それを除けばお値段もお手頃で快適なフライトでした。
空港から市内へはタクシーのみ。
空港から少し歩けばローカルバスに乗れるとの情報があったけど、ローカルバスはCUP(人民ペソ・キューバ人用通貨)払い。でも、空港で両替できるのはCUC(兌換ペソ・観光客用通貨)のみ。
空港からローカルバスに乗るのはかなりハードルが高いので、タクシー一択となります。
ATMで現金をゲットし、空港をでると早速タクシーの客引きが。
料金は一律25CUCとネットで見ていたけど、最初に声をかけられたのは30CUC。ちょっと渋ると25CUCにまけてくれました。
日々値上がりしているのかもしれません。
ちなみに、帰りは宿泊していたCASAで空港までのタクシーを呼んでもらいましたが、料金は25CUCでした。
キューバには2種類のお金があります。
CUP(人民ペソ・キューバ人用通貨、左)とCUC(兌換ペソ・観光客用通貨、右) 。
以前はCUPとUSドルの2種類の通貨が流通していたようですが、2004年にUSドルの所持が禁止になり、外貨と交換可能なCUCが誕生しました。
キューバの2重通貨についてはちょっとややこしいので、詳しくはググってください。
観光客が主に使うのはCUCでUSドルと等価の価値があります。
でも、観光客でもCUPを使うことは可能です。CUPを使うとアイスやサンドイッチなどが地元民価格の格安で購入できます。
両替は空港や街中にあるATMやCADECA(両替所)で。
旧市街にあるCADECAはいつも大行列。
私たちは空港のATMでまとめてキャッシングし、旧市街にあるCADECAでCUCからCUPに両替しました。
レートは 1CUC(兌換ペソ・観光客用通貨) =24CUP(人民ペソ・キューバ人用通貨)。
窓口でCUUを出し、「ペソ・クバーナ」というとCUPに両替してもらえます。
ちなみに、ATMでキャッシングするとクレジットカードの手数料や利息とは別に3%の手数料がかかります。
また、USドルから両替する場合は10%を手数料として差し引かれるので、日本円やユーロなどから両替した方がお得です。
キューバでは一部の高級ホテルを除いて、無料WiFiはありません。
インターネットを利用したい場合はWiFiカードを購入し、WiFiスポットで利用しなければなりません。
WiFiスポットは公園や広場、ホテルなど。
WiFiスポットなどで、通常より高値(1時間3CUC=3USドル)で売っている人もいるので、時間がない人はそういう人から購入するのもありかと。
私たちは『国営通信企業ETECSA』の事務所で1時間カードを1CUCで購入しました。
30分くらい並んだかな?カードの購入にはパスポートが必要なので、忘れないようにしましょう。
こちらがWiFiカード。
カードは確か、5時間、1時間、30分の3種類があったと思います。
裏面にログインナンバーとパスワードが記載されています。(パスワードはスクラッチになっています。)
WiFiスポットに行くとETECSAのログイン画面が出てくるので、ログインナンバーとパスワードを入力すると、カウントダウンがスタートします。
ネットに接続したままにしておくと残り時間がどんどん減っていくので、ネットし終えたあとは必ず接続を終了しましょう。
interjetはメキシコのLCCという位置づけだけど、座席ピッチは普通だしドリンクサービスもあるし、預け入れ荷物も25kgまで無料ととっても良心的。
ちなみに、エアロメヒコはメキシコ⇔ハバナは預け入れ荷物が有料だったと思います。成田から通しでチケットを購入すると、無料で預け入れできるようですが。
チェックイン手続きに時間がかかるのは海外あるあるなので許容範囲。
3時間前にチェックインしないといけないのはかなり面倒だけど、それはエアロメヒコも同じ。
と考えると、interjetをおススメします。