2018年4月にANAが国際線プレミアムエコノミーに入札制度「Bid My Price」を導入しました。
それから約2年、ついにJALも入札制を導入するようです。
入札アップグレードとはどういう仕組みなのか?
入札額に応じて、予約・購入済みのクラスから、座席のアップグレードができるサービス。
入札金額によってアップグレードの可否が決まります。
JAL Webサイトにて航空券を購入済みで、アップグレードクラスの空席状況に応じて配信する案内メールを受け取った人。
有償航空券だけでなく、エコノミークラス特典航空券でも入札できるようです。これは嬉しいですね。
ただし、団体・ツアー運賃やパッケージ旅行は対象外。
プレミアムエコノミーだけでなく、機材によってはビジネスクラスも対象です。
ただし、ビジネスクラスはプレミアムエコノミー設定のない機材のみとなります。
JAL運航路線(提携社が運航するコードシェアを除く)
すべての路線が対象というのが太っ腹。プレエコ設定の無い機材でビジネスクラスを狙いたいです。
入札前に購入した航空券の予約クラスに準じます。
また、エコノミークラス特典航空券からアップグレードした方は対象外となります。
ただし、これについては導入記念キャンペーンが実施される模様。
JAL国際線入札アップグレード導入記念キャンペーンは、次の通り。
2020年6月30日までに、当サービスにてアップグレードされ、かつ、ご搭乗されたお客さまを対象に、アップグレード後の予約クラス(ビジネスクラス:X 125%、プレミアムエコノミークラス:E 100%)の、マイルおよびFLYONポイントが貯まります。
JAL Webサイトより
※エコノミークラス特典航空券から、アップグレードされたお客さまは、対象外となります。
※キャンペーン期間は、予告なく変更させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
対象者へは対象便出発の7日前に案内メールが届くので、メールに従って入札していきます。
複数の人が同額で入札した場合の判断基準は次の通り。
入札締め切り時点での予約状況により、アップグレードできない場合もあります。
入札できなかった場合でも、出発の24時間前まっでにメールで連絡があるようです。
主な注意点は次の通り。
入札画面で表示される対象便に入札いただけます。
入札の対象フライトの出発48時間前までは、入札およびお申し込み内容の変更・取り消しが可能です。
ご案内メールは、入札対象のフライトを変更された場合、無効となります。
入札のお申し込み結果はメールでの通知となります。個別でのお問い合わせは承っておりません。
アップグレード可能な席数には限りがあります。また、上位クラスの空席数に関わらず、サービスを実施しない場合があります。
複数のお客さまが同一予約記録で予約されている場合、ご案内メールは代表者の方に送付されます。
同一予約記録内のすべてのお客さまが入札および落札の対象となります。一部のお客さまのみの入札はお受けできません。
アップグレード後のお座席は落札後に自動的に指定されますが、お客さまにてご変更いただけます。
なお、複数名でお申し込みの場合、お隣のお座席の保証はできません。ラウンジ利用、受託手荷物優先返却などの付帯サービスは、アップグレード後の予約クラスに準じます。
マイルおよびFLYONポイント積算は、入札前にご購入いただいた航空券の予約クラスに準じます。エコノミークラス特典航空券からアップグレードのお客様は積算対象外となります。
入札アップグレード対象便にて、JAL国際線アップグレード特典のキャンセル待ちをされているお客さまは、本サービスの対象外となります。
JAL Webサイトより
ANAで入札サービスが開始されてから約2年、JALでもついに入札サービスが始まるようです。
しかも、ANAは有償航空券のみなのにたいして、JALは特典航空券でも入札可能。これってすごいことです。
少ないマイル数で特典航空券を予約し、便によってはビジネスクラスにアップグレードできるチャンスがあるなら、ぜひ試してみたいな。