青池を見たくて十二湖に行ってきました。
白神山地は秋田県北西部と青森県南西部にまたがる世界自然遺産に登録された広大な山地帯。
十二湖の他にもブナ林散策道や白神岳登山道など、気軽に訪れることができるところはたくさん。
今回は十二湖のメイン部分だけ訪れたけど、次回はブナ林散策道やちょっと頑張って登山、滝めぐりなどもしてみたいな。
青森県の南西部に位置する白神山地。
場所をしっかり把握する前に弘前にホテルを予約し、出発直前になって確認したため、すでにキャンセル料がかかる時期になっていたので、仕方なく十二湖まで片道2時間の道のりを往復することに。
渋滞していなかったので、海沿いの道を快適ドライブできたから、結果オーライかな?
十二湖は青森県だけど、秋田県側からの方がアクセスしやすいようです。
十二湖ビジターセンターから散策スタート。
センター内にはトイレあり。駐車場は無料ですが狭く、5〜6台しか止められません。
もう少し先の「森の物産館キュロロ」には広い駐車場がありますが、有料(500円)となります。
青池だけが目的なら、キュロロの駐車場に止めた方が近くて便利です。
ビジターセンター内には十二湖の模型やパネルが展示してあり、生態系や成り立ちを学べます。無料なので、散策前に立ち寄って学習するのがいいかも。
ビジターセンター内に置いてある散策マップを貰い、どのルートを散策するか検討。
すぐ目の前の散策路から森に入り、「沸壺の池」⇒「青池」⇒「鶏頭場の池」⇒「がま池」⇒「落口の池」⇒「中の池」と回って戻ってくることに。
ビジターセンターから道を挟んですぐのところにある散策路入口。
一歩入れば森が広がっています。
スタートから森の中を歩くこと10分くらいで分岐点に到着。
左の沸壺の池を目指します。
分岐から5分くらいで沸壺の池に到着。
こっちは裏側になるのかな?対面に展望デッキが見えます。
あとで展望デッキにも行ったけど、こちらからの方が目の前に障害物がなくて池が綺麗に見えました。
日が差すとブルーがさらに際立って神秘的。
展望デッキからの眺め。
池は近いけど、目の前の木々がちょっと邪魔してて、池が綺麗に見えないのが残念。
沸壺の池から青池まではブナ自然林の遊歩道が続いています。
新緑の季節なので、緑タップリでとっても気持ちいい。空気はひんやりしているけど、歩いていると長そでのシャツでちょうどいいくらいの感じ。念のためマウンテンパーカーを持って行ったけど、必要ありませんでした。
遊歩道にはふかふかのウッドチップが敷き詰められているので、とっても歩きやすい。スニーカーでも十分だけど、今回はトレッキングシューズを新調しました。
本格的なトレッキングシューズは必要ないけど、スニーカーよりはしっかりしたのが欲しいと思ってこちらを購入。
防水ではないけど、ソールがしっかりしているのに軽くて歩きやすかったです。(男性用は防水加工のものあり)
サイズ選びには慎重になって、クチコミを見ていつもより1㎝大きめを選択。普段は23㎝をはいてるんだけど、これは24㎝を購入。つま先には少し余裕があるけど、足幅などはピッタリ。甲高なんだけど、問題なしでした。
沸壺の池から10分ちょっとで十二湖のハイライトともいえる青池に到着。
ブナ自然林を抜けてから青池まで、長い階段を下っていきます。沸壺の池からだと階段を下るので楽チンだけど、逆のルートだと階段を上らないといけないので大変かも。
ここには立派な展望デッキがあり、さすがに観光客もたくさん。
この日は少し風があったんだけど、風がやむと木々のリフレクションが凄く綺麗。
水が本当に綺麗で、泳いでいる魚の姿がはっきり見えました。
沈んでいる倒木もはっきり見えるので、そんなに深いと思わなかったけど9mもあるそう。とっても神秘的な青池。
青池の先にあるのが「鶏頭場の池」。上空から見ると鶏の頭の形に似ていることからこの名前がついたそう。
遊歩道には東屋も整備されているので、のんびり休憩するのにぴったり。
十二湖庵(お茶屋さん)の隣にある小河。
十二湖庵では平成の名水100選に選ばれた沸壺の池の湧き水で立てた抹茶を頂けるそう。また、冷たい湧き水を飲むこともできます。
のんびり風景を眺めながら約1時間のトレッキング。
青池目当てのトレッキングだったけど、私的には沸壺の池が一番きれいでした。
鬱蒼と生い茂る木々の間から見える池は、透明度バツグンで神秘的。太陽の光が差すと、水の青さが一段とましてさらに絶景度がアップ。
人も少ないので、のんびりと鑑賞できるのも嬉しい。
時間に余裕があればリフレクションが美しい日暮の池や真っ白な山肌をしたホワイトキャニオンが眺められるキャニオン展望所にも行ってみたかったな。