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ナミビア&エスワティニ⑧ナミブ砂漠2泊3日キャンプツアー

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ナミビアでの目的はナミブ砂漠に行くこと。
世界最古のナミブ砂漠、ずっとあこがれていたのでとっても楽しみ。
でも、ツアーが結構高い(涙)
ホテルに宿泊するツアーはめちゃくちゃ高かったので、キャンプツアーに参加することに。
自分でテント設営したことないけど、ちゃんとできるかな?

ナミブ砂漠2泊3日キャンプツアー

ナミブ砂漠ツアーを催行しているツアー会社は何社かあり、有名なのは毎日催行しているAfrican-extravaganzaや週1回催行しているカメレオンバックパッカーズ、Wild dog safarisなど。

当初はAfrican-extravaganza社のThe Sossusvlei Shuttleを予約しようと思っていたけど、ツアー代がめちゃくちゃ高い!一人6万円以上。ちなみに3年前から1万5千円くらいアップしてます。

Your travel agency in Namibia and to neighboring countries with 25 years experience
African Extravaganza - 

さすがに予算オーバーなので、キャンプツアーに参加することに。
申し込んだのはこちら。

Namibia is a dream safari destination – and so much more! From Etosha National Park to the epic Sossusvlei dunes, Wild Dog Safaris offers a range of tours.
Namibia Safari Tours 2018 | Wild Dog Safaris - Wild Dog Safaris

スケジュール

【期間】2泊3日
【ツアー会社】Wild dog safaris
【料金】5,720ナミビアドル(約45,000円)
【スケジュール】
1日目:朝ウィントフックを出発し、一路セスリムへ。キャンプサイトに到着後、テント設営し、夕日鑑賞のためナミブ砂漠へ。
2日目:早朝5時前にキャンプサイトを出発し、Dune45にて朝日鑑賞。Dune45の麓で朝食後、ソススフレイの駐車場に車を止めて歩いてデッドフレイへ。キャンプサイトに戻り昼食後、フリータイム。夕方セスリムキャニオンにて夕日鑑賞。
3日目:朝食後、ソリティアに寄り道し、ウィントフックへ向けて帰路へ。

ウィントフックを毎週火曜日に出発するツアー。週1回しかツアーの催行がないのが辛いところ。今回はちょうどスケジュールがあって良かった。キャンプで使用する寝袋はレンタル可。確か1日30ナミビアドルだったかな?
ツアーには食事込み、飲み物、チップは別。

支払いは事前にネット決済しなければいけないんだけど、うまく行かずエラー。その旨連絡すると、ツアー会社で代わりに決済してくれるんだけど、カード情報を記入した書類をPDFで送らないといけないから、ちょっとドキドキ。問題なく決済でき、今のところ支払いのトラブルはないので大丈夫かな?カード決済には別途2.5%の手数料がかかります。

今回のキャンプツアー、パスポートなどの貴重品をどうやって保管しよう?と考えて購入したのがこちら。

パスポートケース

少し大きいけど首からぶら下げられるので便利だし、スキミング防止素材に撥水加工もしてあるので安心。内側にはポケットがたくさんついているので、パスポートの他にもクレジットカードや現地のお金を入れることが出来る万能品です。

1日目

朝8時半くらいにホテルにお迎えが。その後数件ホテルをまわり、ツアーメイトをピックアップ。
全員揃ったら、スーパーでキャンプ中の水や食材を購入。
自分たちで用意するのは水。キャンプサイトにも売店はあるけど高いので、スーパーで大きな水(4ガロンボトル)を購入しておくと便利。
車にはクーラーボックスを用意してくれているけど、結局ツアーの後半は氷不足になるので冷たい水を飲みたかったら、キャンプサイトの売店で購入するしかないのが残念。

ツアーメイトはアメリカ、イギリス、ドイツ、オーストリア、ノルウェー、スウェーデン、南アフリカ、韓国、日本と多彩な顔ぶれ。総勢14名。年齢層は20代後半から30代半ばが多かったかな?多分我が家が最年長と思われる…

ナミブ砂漠への途中でランチ休憩。何にもないただの道の脇だけど、大自然って感じがする。

このトラックに2泊3日お世話になります。大半が未舗装の砂利道なので乗り心地はイマイチ、そしてエアコンがないのがとっても辛い。
スーパーで買い物したり、途中のガソリンスタンドで休憩したり、ランチしたりしながらだったので、ウィントフック出発からナミブ・ナウクルフト国立公園到着まで7時間以上はかかったかな?4駆のランクルだったらもっと快適で速いんだろうけど。

キャンプサイトに到着後、自分たちでテントを設置。二人で一つのテントを使用。
不安だったテント設営、他の人のを見ながら格闘してたら、スタッフやツアーメイトが助けてくれた。
キャンプ場にはトイレやシャワーはもちろんのこと、小さいけどプールやレストラン、バー、売店があるので不自由はありません。
昼間はとっても暑いのでプールでクールダウンするのは快適だけど、水が貴重な砂漠。プールの水って何日くらいかえてないんだろ?私は足だけ浸かってクールダウンしました。
WiFiは有料で売店で購入できます。但し使えるのはレストランのみ。料金は聞いたけど忘れてしまった…

テント設営が完了したら、夕日を求めてナミブ砂漠へ。
ここはDUNE11だったかな?国立公園のゲートを入って結構すぐのところにあるDUNEだったと思います。
太陽が沈むまでそれぞれ思い思いに過ごします。

この日はものすごく風が強くて砂が体のいたるところに入ってきた。
カメラを出すと砂が入って故障しそうだったのでスマホで撮影。
キャンプサイトに戻って夕食後、シャワー浴びたりバーでビール飲んだり。バーにはテレビもあり、ホントに砂漠か?って思ってしまう。

夜は満点の星空。天の川もバッチリ見えて綺麗だったけど、私のカメラテクではこれが限界。
もっと明るいレンズが欲しいなぁ。

2日目

朝日を見に行くために、早朝起床。
ゲートオープンは日の出の1時間前、この時期は5時。
オープンと同時にDUNE45を目指して車を走らせます。DUNE45までは30分くらいかな?

DUNE45に登って朝日待ち。
一番上まで登ってもいいし、途中まででもいい。おのおの自分の好きな場所で鑑賞。
今日はこの後デッドフレイまで5km以上のウォーキングがあるので、DUNE山頂まで登らずに、途中から朝日を鑑賞。
少し肌寒いけど、風もなくいいお天気。
この日は1月2日、私にとっては初日の出。今年もたくさん旅ができますように。

少しづつ朝日に照らされアプリコット色に染まるDUNE。
光と影のコントラストが綺麗。
砂に混じった鉄分がDUNEを赤く見せているらしいけど、こんなに赤く見えるのは朝日が当たっている時だけ。貴重な時間。

日が高くなるとDUNEの両側に太陽の光が当たってしまうから、是非とも早朝に砂漠を訪れるのがおすすめ。
まぁ、日中は暑すぎて日陰の無い砂丘の上になんかいられないと思うけど。

これがナミブ砂漠で一番有名なDUNE45
入口から45マイルのところにあるからDUNE45 という名前らしい。単純やね。
この写真で見える頂上の真ん中あたりまで登頂。30分くらいは登ったかな?下りは斜面を滑り降りてきたのであっという間。

公園内のDUNEには基本全て登ることが許可されているのに、ほとんどの観光客が登るのはこのDUNE45。
なんでかな?と思ったら、車道から近いのでDUNEの麓まで車で行けて、斜度もきつくないので比較的ラクに登れるかららしい。
確かに、モロッコで砂丘に登った時は息も絶え絶えだったのに、今回は結構楽勝やな♪って思ったもんなぁ。

駐車場で朝食を食べたらソススフレイへ。

ソススフレイの駐車場付近にいたオリックス。
砂漠の中にたたずむ姿がかっこいい。
ここからデッドフレイまで約5kmのウォーキング。
ちなみに、デッドフレイ近くの駐車場までは車で行くことが可能だけど、ここから先は未舗装で砂地になるので4駆以外は無理。
ここに4駆が待機してるので、それに乗り換えていきます。
私たちは行きはデッドフレイまで歩いて行ったけど、帰りは手配してくれていた4駆に乗ってこの駐車場まで戻ってきました。

カメラと水だけ持ってウォーキングスタート。
ほとんど日陰がないからホント暑い。

複雑な稜線がとっても綺麗なDUNE。これが一番のお気に入り。

ナミブ砂漠ってモロッコのサハラ砂漠やUAEのリワ砂漠と違って見渡す限り砂丘って訳ではない。
十数年周期で大雨が降るので、ところどころ緑に生い茂った木々や川のあと(白い部分)がある。こんな乾いた大地に雨が降って川ができるって不思議。

小さなDUNEを越えたりしながらようやく最後の難関、ビッグダディの麓に到着。
ここまで約2時間のウォーキングでかなりのお疲れモードだけど、最後の気力を振り絞って頑張るぞ。
このDUNEを登ったら、向う側にデッドフレイが。
でもさすがに頂上まで登る体力も時間もないので、デッドフレイが見下ろせる位置まで登ることに。

ビッグダディの上(頂上ではなく途中)から見たデッドフレイ(死の沼地)、約900年前は沼だった場所。過酷な気候条件により水が干上がって、木が枯れてこんな不思議な風景が誕生したそう。

極度の乾燥地帯なので朽ち果てた木々には微生物も住み着かないため、分解されずに当時のままの状態で残っている。

完全に枯れてるのに、まるで生きてるみたいにまっすぐと天に向かって立っている木々。
ずっと見たいと思っていた真っ赤な砂漠とデッドフレイの不思議な光景をこの目で見れて幸せ。

ウォーキング終了後はキャンプサイトまで戻って昼食。
夕方まで自由時間なので、食後はキャンプサイトにある売店で購入したビールでリラックス。
ほてった身体に冷たいビールが染みわたる。

夕方になりセスリムキャニオンへ。
そんなに大きなキャニオンじゃないので、見学はあっという間に終了。

思い思いの場所にすわって夕日を待ちます。
向うに見えるのはゼブラマウンテン。岩肌がしましまだから?

大地に沈んでいく夕日。今日も綺麗な夕日。

3日目

3日目はウィントフックに帰るだけ。
朝食を食べたら8時くらいにナミブ・ナウクルフト国立公園を出発。

砂漠の真ん中にある小さな村、ソリティアに立ち寄る。
ここのカフェ兼ベーカリーにあるアップルパイが有名らしい。お店の人曰く世界一美味しいそう。
でも私はシナモンが苦手。なので味はわかりません。ツアーメイトが食べていたパイを撮影させてもらいました。

大破した車が何台かあり、アートギャラリーのようになってる。
ただの壊れた車なのに、なんだかかっこいいのは砂漠マジック?

亀みたいな岩。
帰りも休憩したりランチ食べたりしながらなので、7時間ちかくかかってウィントフックへ。
ホテルまで送ってもらって解散。

まとめ

2泊3日のキャンプツアーはちょっと体力的にしんどいかな?と思ってたけど、全然大丈夫でした。
テントの中はマットを敷いてその上に寝袋を敷いて寝るので、身体が痛くなることもなくぐっすり安眠できました。
この時期(年末年始)の気候は昼間は暑く、夜は少し肌寒いくらいで快適。
念のためウルトラダウンを持って行ったけど、活躍する機会はなし。
夜や早朝は風が強く吹く場合もあるので、ウィンドブレーカーなどがあればいいかな。

個人でレンタカーを借りて行くことも可能だけど、ウィントフックからナミブ砂漠までは半分以上が未舗装のダート道。
タイヤがパンクした時にきちんと対処する自信のある方のみ、自分で運転して行くことをおススメします。
もちろん4駆をかりて、保険はフルカバーで。

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旅のなか

SFCとJGCを取得。快適旅ライフを送るべく、陸マイル活動を頑張っています。旅やマイルについて気ままに綴っています。 詳しくはこちらをご覧ください。