IATA(国際航空運送協会)が新型コロナウィルスに対応した国ごとの入国規制を表示する無料のオンライン地図を導入しました。
地図上で行きたい国をクリックすると、その国の入国規制条件を確認することができます。
今渡航できる国はあるのか?どんな条件を満たせば渡航できるのか?
今後の目安になります。
世界の航空会社で構成される業界団体。 International Air Transport Associationの略。およそ120か国、約265社の航空会社が加盟し、世界の定期運航のうち約83%をIATA加盟の航空会社が占めている。IATAは航空会社の活動を支援し、業界の方針や統一基準制定に寄与している。
Wikipediaより
航空運賃の発券・運用ルールの決定や、航空会社間の連帯運送の協定、運送業務に必要な事項の決定、航空運送の安全・能率的な活動の推進などが主な業務となっています。
IATAが導入した無料のオンライン地図は、海外渡航時に必要な書類情報が掲載され、新型コロナに対応するため1日200回以上更新されています。このデータと地図を連動させ、旅行者の居住国情報などに基づきリアルタイムで入国規制情報を表示させています。
地図上で色が薄い方が規制が緩くなっている国です。
ただし、真っ白なイエメンやリビア、ニジェール、シリアなどは情報がアップデートされていないだけで、訪問できるわけではありません。
2020年6月14日現在、入国制限が解除されている国はメキシコとトルコ。
この2国は規制が解除されているので、渡航可能です。
メキシコへはアエロメヒコが7月から直行便を復活、トルコへはターキッシュエアラインズが7月から直行便を復活する予定。
ということは、この2国には7月以降であれば訪問できることになります。
ただし、日本へ帰国時、空港でPCR検査、公共交通機関の利用禁止、14日間の自宅もしくはホテル待機が必須です。
なので、現実的に考えるとお気楽に娯楽で訪問することは難しいですが、少しずつ日常が戻ってきたようで嬉しいです。
ヨーロッパ各国は夏のバカンスシーズンに向けて国境を段階的に開き始めています。
日本も感染者数が減ってきているし、少しずつ海外渡航を緩和して行ってくれると嬉しいなぁ。
最新の入国規制地図についてはこちらをご確認ください。
外国人の入国制限について、タイやベトナム、オーストラリア、ニュージーランドの4か国を対象に、1日で最大250人程度のビジネス関係者の入国を認める方向で調整が進んでいます。
ただし、日本への入国希望者には出国前にPCR検査を受けて「陰性証明書」を提出し、日本到着時にも再度空港にてPCR検査を実施。陰性だった場合に限り入国が許可されるようです。
日本滞在中の行動計画書を提出すれば、入国後2週間の待機要請は免除されますが、滞在中の活動場所は職場やホテルなどに限定され、一定期間は公共交通機関の利用を認めない方針。
よほどの緊急事態案件でないと、渡航しようとは思わない条件です。
ビジネス客⇒留学生⇒観光客の順で、規制が緩和されていくので、一般の旅行客が戻ってくるのにはまだまだ時間がかかりそうです。
新型コロナウィルスのニュースが出始めたころは、こんな大ごとになるとは思っていませんでした。
SARSやMERSのように、限られた地域で、一定の流行で収束すると思っていました。
全世界に、いつ収束するかわからない危機になるとは、誰もが想像していなかったのではないでしょうか。
そんなパンデミックも、本当に少しづつではあるけれど、収束に向かっているように感じます。
まだまだ油断は禁物だけど、いつか以前のように、自由に旅できる日を夢見て、自分にできる対策をしっかりと取りたいと思います。