更新日:2018-11-13
約3年前に取得したSFC。ANAのスーパーフライヤーズ会員として、またスターアライアンスのゴールドメンバーとして様々な特典を受けることができます。
年に2回の海外旅行と年1、2回の国内旅行。その中で実際にサービスを受けてみて、修行して、SFC取得してホントよかった〜と思える事をまとめてみました。(あくまで個人的な意見です。)
その1.空港ラウンジの利用
やっぱり一番の魅力は空港ラウンジの利用ですよね♪国内線、国際線、利用する空港によってラウンジの良し悪しはあるけれど、無料で利用できるのはとてもありがたいです。
特に国際線のラウンジではアルコールはもちろんのこと、簡単な食事もできます。羽田や成田のラウンジではシャワールームを完備しているので、深夜便利用の際には嬉しいですね。
乗継がある場合、乗継時間が3時間くらいだと一度出国して市内観光するには、時間が足りません。かといって、空港内をウロウロしても特に目新しいものは無く、免税品も見飽きた…WiFi飛んでない…なんてことになり、時間を持て余します。でも、ラウンジを利用できれば、WiFiはもちろん、飲み物や食べ物、快適なソファーでゆっくり寛ぐことができ、あっという間に搭乗時間になっちゃいます♪(たま〜に激混みのラウンジもありますが(^^;)
ラウンジ・ホッピングしながら搭乗時間を待つのも旅の楽しみです。
その2.優先チェックインカウンター
しがないサラリーマン夫婦が 旅行に出かけるのはいつも連休。お正月休みやゴールデンウィーク、お盆休みにシルバーウィーク、3連休や飛び石連休など、一般的にみんなが旅行に出かけるタイミングです。
陸マイラー活動については、ぼんやりとしか理解していなかったので、当然マイルなんて貯まってる訳もなく、座席はもちろんエコノミー。そうなるとチェックインカウンターは長蛇の列。ホント、ゾッとするくらい待つんです。30分なんてザラです(涙)
以前インドに行った時、帰りにデリーのチェックインカウンターが物凄く混雑してて、さらに並んだ列の係員が考えられないくらい遅くて(日本のチェックインカウンターのようにフォーク並びじゃなく、係員毎に列ができる方式でした。)やっと私たちの順番になった時に係員が言った言葉が、
係員:「飛行機はオーバーブッキングで満席です。予約便には搭乗できません。」
私:「あれっ?英語聞き間違えた?もう一回言って?」
係員:「飛行機には乗れません。席がありません。」
私:「…(口あんぐり)」
係員:「今から代替便を探します。もうしばらくお待ちください。」
これって現実?帰国日翌日から仕事なんやけど…夢?
この日、予約便に乗れなかったのは10数人くらい。いったいどんな甘い目測してんねん!
しばらくして、代替便が見つかり係員に誘導されて連れて行かれたのはタイ航空のカウンター。どうやらバンコク経由で帰れるみたいです。エアインディアよりタイ航空の方がいいやん♪ラッキー♪と思ったのもつかの間、デリー→バンコク→マニラ→関空と超遠回りのフライトでした(涙)
そしてどこで感染したのか、その当時流行の兆しを見せていた新型インフルエンザに見事会社で一番にかかり、そこそこ大変な騒ぎになりました(苦笑)
この時優先チェックインできていれば、予約していた便に乗れ、もしかすると新型インフルエンザにも感染していなかったかもしれません(笑)
それが今ではエコノミークラスの搭乗券でも、長蛇の列を横目にビジネスクラスのカウンターですいすいチェックインできるんですから、うれしいですよね♪
その3.預け荷物受け取りの優先
空港についたら、真っ先に荷物をピックアップして街に出たいですよね。預け荷物受け取りのターンテーブルで待っていても、全然自分の荷物が出てこない…結局出てきたのは一番最後、なんてこともありました。
でも、プライオリティのタグを付けてもらうと、最初の方に出てくるんです。(たまに上級会員が凄く多くて、荷物がなかなか出てこないって事もありますが…)
少しでも早く荷物をピックアップして、時間のロスをなくすと、快適な旅になりますよね♪
その4.特典航空券の優先予約
せっかくコツコツ貯めたマイルで特典航空券を予約しようと思っても、全然空席がないよ~(泣)って思ったことありませんか?
私はずっと思ってました。やっと空席を発見してもエコノミー1席だけとか。ビジネスクラスなんて夢のまた夢でした。
でもSFCを取得してから特典航空券が取りやすくなったんです。もちろんピークシーズンに往復ANA便を予約しようと思うと、受付当日から狙っていかないと無理ですが、それでも以前に比べると、座席数が増えたと思います。ANA便だけじゃなく、スターアライアンスの提携航空会社の座席を絡めて検索すると、ぐっと確保しやすくなります。
その5.プレミアムメンバー専用サービスデスク
予約の事で分からないことがあって、コールセンターに電話しても、ずーっと音声が流れててなかなかオペレーターに電話がつながらなくてイライラすることありませんか?私は気が短いので、よくイライラしていました。昼休みや仕事が終わったくらいの時間って特につながりにくいんですよね。
その電話が格段に繋がりやすくなります。ほとんど待つことなく、すぐにオペレーターにつながります。ストレスフリーです!(笑)
なので最近は、ちょっとわからないことがあるとすぐに電話してしまいます。(迷惑がられていませんように)
少し前に起こった悲しい出来事の時も、すぐに電話がつながり、丁寧に対応して頂きました。
その6.国内線座席指定の優先
先日ブログに書いたように、座席指定できる範囲が違います。また、直前に解放される座席も、一般より早く指定できます。
少しでも快適に過ごせる座席を予約できるとうれしいですね。
その7.座席クラスのアップグレード
SFCを取得してから一度だけインボラ(インボランタリー・アップグレード)でビジネスクラスに乗りました。羽田からジャカルタの昼間のフライトだったのですが、エコノミーの搭乗券で搭乗ゲートを通ろうとしたら、ひっかかってしまいました。何かなぁと思っていたら、地上係員の方から
「こちらが新しい搭乗券になります。」
と、差し出されたビジネスクラスの搭乗券。心の中で小さくガッツポーズしたのは言うまでもありません。
ANA便のプレミアムエコノミーの設定がある機材の場合、24時間前のwebチェックインで空席がある場合は、無料でプレミアムエコノミーを利用できます。残念ながら、こちらはまだ未経験です。年末の旅行で利用できないかなぁと思っているのですが、繁盛期はちょっと難しいかも?検証してきます。
「プレミアムエコノミーへのご変更」サービス終了
2019年9月30日搭乗分(日本時間)をもって、ANA「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」メンバー、スーパーフライヤーズ会員に提供されていたチェックイン時に空席がある場合に無料でプレミアムエコノミーにアップグレードしてもらえるサービスは終了することになりました。
「Bid My Price」が開始されてから、いつかはこんな日が来るかも?と思っていましたが、JALのJGC会員にはないとってもお得なサービスだったので、終了してしまうのはとっても残念です。
その8.専用保安検査場の利用
これはすべての空港にあるわけではないのですが、優先チェックインカウンター同様、とっても便利です。
(国内線:羽田・伊丹・新千歳・福岡、国際線:成田・羽田)
この間の連休に東京から帰って来る時、保安検査場は長蛇の列で、出発便の時間毎に区切って混雑を避けようとしていましたが、専用保安検査場はスイスイでした。
なのに、せっかく買ったお土産を保安検査場でピックアップし忘れたんです(泣)
その9.優先搭乗
事前改札搭乗(小さな子供連れや係員のサポートが必要な方)、ダイヤモンドメンバーの次に搭乗できます。
飛行機に乗り込むのが遅くなると、頭上の手荷物入れがいっぱいで、自分の荷物を座席からずいぶん離れた物入れに収納しなければいけなかったこと、ないですか?
自分の荷物を座席の上の物入れにきっちり収納するためには、やっぱり優先搭乗は便利ですよね。
その10.国内線割引運賃の早期予約
ANAの国内線早期予約割引(旅割)は半期ごとに年に2回販売開始されます。
夏休みやお盆、年末年始などは争奪戦必須ですよね。販売開始は一斉なのですが、少しだけ先行予約できるんです。
例えば、一般発売が11月30日 午前9時30分だとすると、プレミアムメンバーは2日前の11時、つまり11月28日の11時から予約できるんです。クレジット機能付きのANAカードを持っていると、2日前の14時から予約できるので、その差はわずか3時間です。が、繁盛期に予約しようと思ったらこの3時間の差は大きいです。
(プラチナ・ダイヤモンドメンバーはもっと早く2週間前から電話予約できます)
まとめ
年に3~4回くらいしか飛行機の乗って出かけることはないですが、それでも 修行してSFCを取得してよかった~って、十分満足できます。(毎回ビジネスクラスやプレミアムクラスで旅できるのなら、必要ないかもしれませんが)
あんまり飛行機乗らないから、修行しても意味ないかなぁって思っている方、そんなことはありません。たまにしか出かけない旅だからこそ、ゆとりを持って、優雅に非日常を楽しまなければ!!と思いませんか?