ポロンナルワ遺跡の観光を終え、次に向かうのはダンブッラ石窟寺院。
こちらは洞窟の中に見どころがあるので、暑さはずいぶんマシ。
たくさんの仏像を眺めて、手を合わせて、少しはご利益あるかな?
なんて、欲深いことを考えていたらきっとダメですね。
2017年4月スリランカ旅行⑦暑さにやられたポロンナルワ遺跡観光からの続きです。
野生のゾウに遭遇!
ダンブッラへ向かう途中、ウトウトしていると、トゥクトゥクのお兄さんが急にストップ。
何事かな?と思って前方に目をやると、
野生のゾウを発見!
シーギリヤとポロンナルワ遺跡の間にはエレファントサファリで有名なミンネリヤ国立公園があります。
野生のゾウが見れるよと、宿の主人が言っていたので期待していたけど、行きには遭遇しなかったので、あきらめていました。
暑い昼間は活動していないだろうなぁと思っていたのに、遭遇できて感動。
ランチはどうする?と聞かれたけど、暑さと疲れで お腹は減っていない。
でも、のどはカラカラ。
ビールが飲みたい!と言うと、ワインショップに連れてきてくれました。
スリランカでは普通のお店ではアルコールが販売されておらず、ワインショップと呼ばれるお店で購入します。
この鉄格子の向こうにビールやワイン、ウイスキーがたくさん。
なんか悪い事してる気分(^^;
(後日訪れたコロンボのワインショップには鉄格子はありませんでした)
ビールを飲みながら、風を切ってトゥクトゥクでドライブ。
最高に美味しい!
ダンブッラ石窟寺院
スリランカで最も保存状態の良い石窟寺院。
この周辺には確認されているだけで80以上の洞窟があるそう。
重要な寺院は5つあり、そのそれぞれに収められている聖像や絵画は釈迦とその生涯に関連したもので、153の釈迦像、3つのスリランカ王の像、4つのヒンドゥー教の神像が祀られています。
もちろんユネスコ世界遺産に登録されています。
スリランカ やすらぎの島で優雅に過ごす (Gem Stone)
- 作者: 地球の歩き方編集室編
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/03/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
入場料無料になったとネットで見たけれど、2017年4月時点では入場料1,500ルピー必要でした。
博物館側と石窟寺院側に入り口があり、私たちは石窟寺院側から登りました。
(ほとんどの人は博物館側から登ってきていました)
チケット売り場は駐車場のすぐそば、階段の手前にあります。
この旅ではホント、よく階段に登ったなぁ。
春から週1回ウォーキングを始めたので、たくさん歩いたし階段に登ったけれど、筋肉痛にならずに済みました。
博物館側から登って来た数人がチケットを購入していなかったらしく、この階段を下ってチケットを購入しに行っていましたが、かなり辛そうでした。
博物館側のチケット売り場がどこかはわかりませんが、頂上ではチケットを販売していないので、登る前に入場料が必要かどうかきちんと確認した方がいいと思います。
石に絡みつく木の根っこ。
カンボジアのアンコールワットを思い出すなぁ。
入口付近で靴を預けて観光スタート。
靴の預かり料は1組25ルピーだったかな?
入口でチケットチェックがあります。
巨大な岩山をくりぬいて作られた寺院。どうやってくりぬいたんだろ?
寺院にロータスって雰囲気があって好き。
パープルがとっても綺麗でした。
天井一面に描かれている鮮やかな絵画に圧倒される。
凸凹した天井にも綺麗に描かれています。
お香の煤で汚れてしまうため、何度も修復されているとはいえ、2,000年以上昔の絵画がしっかり残されれているってすごいこと。
厚い信仰によって守られているんだろうなぁ。
真剣にお参りされている現地の方もたくさんいました。
こっちまで神聖な気分になります。
博物館側へ
ゆっくり下って博物館側に降ります。
こちら側の方が、階段が緩やかです。
お供えの花やフルーツ、お土産用のパワーストーンを売っている人たちもたくさんいます。
でも、スリランカの物売りってあまりしつこくないので、全然うっとーしくありません。
この辺りにもたくさんサルがいて、参拝者からお供えのお花を奪って食べていました。
ものすごいインパクトのある入り口。
真剣に作ったんだろうか?と疑問に思ってしまう。
この建物は仏教博物館だそうです。(入ってないので中はどうなっているのかわかりません)
石窟寺院とは対照的に、とってもユニークというかシュールというか。
神聖な寺院の下に冗談としか思えない見た目の博物館を造るってどうなん?
スリランカ人のセンスが分からん…
シーギリヤでの宿泊先
今日は1日目いっぱい観光してぐったり。
帰りにもう一度ワインショップに寄ってもらい、今夜のビールを確保。
晩御飯は宿で頂きました。
あまり辛くしないで、とお願いして作ってもらった晩御飯は食べきれないほどタップリ。
特にダールカレー(豆のカレー)が美味しかったな♪
(晩御飯は一人900ルピー)
シーギリヤで宿泊したのはシーギリヤ ヴィレッジ ホーム ステイ 、booking.comで予約しました。
優しい旦那さんと奥さん、かわいい男の子とおばあさんの4人家族。
朝ごはんも食べきれないくらいの量です。
旦那さんはすごく親切で、初日に訪れたピドゥランガラ石窟寺院と翌日訪れるシーギリヤロックまでトゥクトゥクで無料送迎してくれました。
観光の相談にも乗ってくれるのでおすすめです。
―つづく―