今までに経験したビジネスクラスは短距離路線ばかり。中距離路線ではANAプラチナを達成したときに、羽田⇒ジャカルタ間でインボラを経験しましたが、その時のシートは「ANA BUSINESS CRADLE」、フルフラットではありません。
今回利用するのはフルフラットになる「JAL SKY SUITE」。中距離路線で予定フライト時間は5時間と短いですが、期待は高まります。
前回のハノイ旅①伊丹⇒成田JAL搭乗、都道府県シールとサクララウンジ滞在記からの続きです。
いざ機内へ
期待に胸を膨らませながら、優先搭乗にて機内に乗り込みます。残念ながらブリッジは一つ、右に進めばエコノミー、左に進めばビジネスを夢見ていますが、いまだかなわず(涙)
お楽しみは先に取っておきましょう。
定刻より少し遅れてドアクローズ。この日もやっぱり滑走路の渋滞で、離陸の順番待ち。10番目くらいだったかな?っていうか、成田空港って定刻に飛ぶことあるんだろか?連休に利用することが多いとはいえ、滑走路の順番待ちが多い気がする。まあ、今日は雨の影響があるのかもしれないけれど、改善してほしいなぁ。
結局離陸したのは定刻の1時間後。いくらビジネスクラスとはいえ、座席を倒せない状態で1時間の待機はつらい…
そんな時くらいウェルカムドリンク出してくれたら良いのにって思うのは、やっぱり贅沢なのかなぁ。
JAL SKY SUITE
シート
今回のシートは「JAL SKY SUITE」。このシリーズは現在Ⅲまでありますが、こちらが一番個室っぽいシートになります。
パーティションを開けた状態で横を見るとこんな感じ。もちろん天井は開いていますが、パーティションを閉めるとほんとに個室のようです。
シートポジションが座位の状態では足がオットマンに届きません(笑)私の足が短いだけか?いやいやそんなことはないハズ。
シート幅(アームレスト間)約52cm、ベット幅(最大)約65cm、ベット長(最大)約188cm、モニターサイズは23インチです。
ボタン一つで簡単に座席の操作ができます。パーティションの開閉ボタンもここにあります。が、フルフラットにする時や着陸前に座席のポジションを戻すときなど、ずっとボタンを押していないといけないのがちょっと面倒。
それから、収納スペースが全くないんですよね。バッグはオットマンの下に収納できるのですが、スマホやカメラ、本やペットボトルなどを置いておくスペースが無くて困りました。
サイドテーブルにペットボトルやスマホを置いていると、着陸の時の振動で飛んでいきそうになり焦りました(^_^; ほんの少しでいいので、小物が収納できればいいのになぁ。
ちなみに、通路側の座席にはちょっとしたものを置けるスペースと後付?と思えるようなネットが設置してありました。
アメニティ
アメニティキットにスリッパ、ブランケット、ノイズキャンセリング機能付きソニー製の密閉型ヘッドホン。
さすがにエコノミーのイヤホンと違って、映画を見ていても全然耳が痛くなりません。
アメニティキットの中身は歯磨きセット、モイスチャーマスク、耳栓、アイマスク。
トイレにも歯ブラシセットとマウスウォッシュが置いてあります。
残念ながら中距離路線なので「エアウィーヴ」のマットレスと枕はありません。ヨーロッパ、アメリカ(ハワイ、グアム線を除く)、オーストラリア線で提供しているようです。
食事
まずはウェルカムドリンクにシャンパンを。
恥ずかしかったのですが、写真撮影をお願いしました。
ブログ用にとパシャパシャ写真を撮っていると、必ず「お写真お撮りしましょうか?」って声かけられるんですよね。あれがとっても恥ずかしい…
世界中で一番贅沢なレストラン「BEDD」について
思えば、空とぶ飛行機のなかは、世界中でいちばん贅沢なレストランでした。
シェフたちの技と心がつまった料理を雲の上にゆったりと浮かんで景色をひとり占めしながら、誰にもじゃまされず好きなようにいただく。
世界中のどこよりも自由な時間が流れる空の上のレストラン BEDD 名前の最後の D の文字には、Dine(食べる)Delicious(美味しい)Dream(夢見ごこち)の意味を込めました。最高峰の味を、空の上のお席で、ぜひご堪能ください。JAL Webサイトより
和食と洋食はメインがお肉と魚の2種類となっています。
私は洋食をチョイス。
オードブル:サーモンのマリネ ヨーグルトのソース
メインディッシュ:国産牛サーロインステーキ 木の子の盛り合わせとラビゴットソース
メインカイザー特製パン:プチチャバタ、プチさつまいも
デザート:栗のティラミス
お肉が少し硬かったですが、とっても美味しく頂きました。
デザートは栗入りのティラミス。
ティラミス大好きスイーツ男子であるダンナにあげようと思ったのですが、まさかの一口でギブアップ。年に1〜2回しかケーキを食べないのですが、せっかくなので頑張って私が全て頂きました。でも、ティラミスに栗って…いらないかな。
ダンナは和食をチョイス。甘口の日本酒とともに。
茜空:海老和風タルタルソース掛け、鰻巻、豚すき煮、柿なます、鱧霜降りなど
台の物:和風牛タンシチュー、鮭味噌漬け
炊き立てのご飯、味噌汁、香の物
甘味:水羊羹
ビジネス飯に備えてラウンジでは軽く押さえておくように言ったのに、カレーを食べるから苦しくてデザートを食べられなかったそう。
次は絶対に失敗しない!と、いつやって来るか分からない次回のビジネス飯に闘志を燃やしていました(-。-;
まとめ
食事をして映画を見て、せっかくなのでフルフラットにしてちょっと寝てたらあっという間にハノイに到着です。
チーズの盛り合わせをあてにワインを頂こうと思ってたのに、そんな時間は無かった…(T ^ T)
やっぱり5時間のフライトじゃビジネスクラスを満喫できませんね。でも足はむくんでいないしエコノミーと比べると疲れ具合は全く違います。当然のことですが(笑)
いつか長距離路線でフルフラットに乗ってみたいという欲望が大きくなりました。乗れるように、陸マイラーを頑張ります。
あらためてサファイア解脱、おめでとうございます。
ハノイC席、うらやまCです。連載期待Cてます。
自分の昔の連れで豊中住まいでベトナムで働いてる奴います。いつも伊丹→羽田→ホーチミンにサクララウンジでカレー食べてから通ってます。
僕もホーチミンは昔行ったけどハノイはまだなので、この先の連載期待です。
うちは先週香港行ってきました。
キャセイの面白い便で、行き帰りとも便名は通しで最終の香港行きだけど台北経由の便(乗換でなく)で1便に2回も機内食(台北~香港間はしょぼい)出てきました。カードラウンジは福岡はノンアルドリンクのみ、priorityラウンジの台北では時間なく缶ビールのみのささやかな活動となりました。
香港での周回先は後日あらためて上げさせて貰います。
Non-Bayさん、ありがとうございます。
JALのハノイ線Cクラスは距離が短いのが残念ですが、フルフラットシートなのでとっても快適でした。
海外ダイナミックパッケージはヒルトンホテルのエグゼクティブラウンジアクセス付きの部屋とセットで12万円とお手頃でした。この値段だったらまた行ってみないなと思います。ハノイは物価も安いですしね。ただ、帰りが深夜便なので、Cクラスを満喫できないのが残念です。
香港、楽しんできましたか?少しづつ物価が上がっていると聞きましたが、どうでしょう?美味しいものがいっぱいなので、胃袋がもう一つ欲しいですね。