東京に遊びに行った11月下旬、ちょっと足を延ばして鎌倉までお出かけしてきました。
一昨年鎌倉を訪れた時、時間がなくて鎌倉の大仏を見ることが出来なかったので、今回はリベンジです。
秋晴れの気持ちの良い青空のもと、久しぶりに姉と二人で紅葉狩りを堪能してきました。
散策ルート
大仏ハイキングコースは北鎌倉駅から長谷駅をつなぐハイキングコース。
今回は長谷駅を出発し、途中の寺院を散策しながら、のんびりと歩いてきました。
江ノ島電鉄 長谷駅を出発し、長谷寺⇒高徳院(鎌倉大仏)⇒宇賀福神社(銭洗弁財天)⇒円覚寺⇒JR北鎌倉駅へと続くルート。
全長約4km、アップダウンのあるなかなかハードなハイキングコースでした。
ルートを考えた時はアップダウンがあるとは思わなかったんですよね(笑)
いい運動になりました。
長谷寺
国内最大級の観音様を祀る長谷寺。
観音山の裾野に広がる下境内と、その中腹に切り開かれた上境内の二つに分かれていて、境内全域には四季折々の花木が咲き、一年を通して花が絶えることがないため「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれています。
特にアジサイが有名で40種類以上約2500株が群生しています。梅雨時、アジサイが咲き誇る時期に散策してみたいですね。
開門時間:(3月~9月)8:00~17:00、(10月~2月)8:00~16:30
拝観料:300円
紅葉には少し早かったようで、日当たりのいいところが少し色づいている程度でした。
この紅葉がすべて色づいたら圧巻だろうなぁ。
境内にはいろんなところにお地蔵さんが。いろんな良縁に恵まれますように。
御朱印も頂きました。
見晴らし台からは鎌倉の街並みと海が一望できます。お天気が良く海がきれいに見えましたが、風が強く長居はできませんでした。
梅雨時であれば眺望散策路の周辺にアジサイが咲き乱れているのでしょうが、この時期は特に花も咲いていないようだったのでスルー。
大きな和み地蔵はフォトスポットになっているようで、たくさんの人が一緒に写真撮影していました。
高徳院(鎌倉大仏)
鎌倉大仏はとっても有名。大仏の高さは11.31m(台座を含めると13.35m)、重量約121tもあり、仏像としては鎌倉で唯一の国宝に指定されています。完成当時は全身に金箔が施されていて、大仏殿内に安置されていたそうですが、その後の地震や津波で大仏殿が崩れて、現在は屋外に鎮座しています。
未だに作者は不明だそうです。これだけ大きな仏像なのに不思議ですね。
開門時間:(4月~9月)8:00~17:30、(10月~3月)8:00~17:00
拝観料:200円
大仏をぐるっと一周。
奈良の東大寺にある大仏と比較すると少し小さいですが、青空の下で見るととっても大きく見えます。お天気がいいと写真映えしますね。
(奈良の大仏は高さ14.98m、台座を含めると18.03m、重量250t)
拝観料とは別に20円支払うと大仏胎内へ入ることが出来ます。が、一度に入れるのは30人程度なので、混雑時は行列ができます。私たちが訪れた時も、たくさんの人が行列を作っていました。なので、今回は入りませんでした。
こちらでも御朱印が頂けるのですが、30分待ちとの事。さすがに大仏だけで30分は時間が持たないし、のんびりし過ぎると後がつかえると思い今回はパス。またの機会に。
宇賀福神社(銭洗弁財天)
天下安泰を願う源頼朝に、巳の年の1185年(文治1)、巳の月、巳の日の夜、「この水で神仏を供養すれば天下は太平に治まる」という夢のお告げがあり建てられたと伝えられています。その後、北条時頼が『金銭をこの水で洗い清め、己の心身も清め行いを慎めば不浄の塵垢が消えて清浄の福銭になる!』と人々に伝え銭をここの水で洗い、一家繁栄を祈ったことにならい、人々が銭を洗って幸福利益を願うようになったといわれています。銭洗水は鎌倉五名水の一つだそうです。
開門時間:8:00~16:30
拝観料:無料
山の上にあるので、ゼーゼー言いながら急な坂道を登りました。これも金運アップのためと言い聞かせて(笑)
境内にある泉の水(銭洗水)でお金を洗うとご利益があり、金運がアップする、お金が倍に増えると言われているので、もちろん私も洗いました。ガツンと大金を洗いたいところですが、小額紙幣です(笑)
社務所で100円を納めてろうそく・線香を購入するとざるを貸し出してくれます。
お金を洗う場所が暗かったので、ピンボケしてしまいましたが、ざるにお金を入れて洗います。
霊水で浄めたお金は世の中に回すことで福が巡ってくるとと言われているので、大切に保管せずに使いましょう。
私は早速、清めた当日に使用しました。福が廻ってきますように。
年末ジャンボ、当たるといいなぁ(笑)
銭洗弁財天から北鎌倉へ抜ける時に通った源氏山公園のモミジ。
真っ赤に色づいてとっても綺麗でした。
円覚寺
文永・弘安の役の戦死者を慰霊するため、北条時宗が無学祖元(仏光国師)を招いて1282年(弘安5)に創建しました。鎌倉五山(建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺)の第二位。
見ごたえのある印象的な三門は、夏目漱石「門」の舞台になったそうです。
開門時間:(3月~11月)8:00~16:30、(11月~2月)8:00~16:00
拝観料:300円
綺麗に色づいた門前の紅葉を門の内側から眺めると、光が差し込んでとっても幻想的。たくさんの観光客が、門から数mのところでカメラを構えていました。 もれなく私も参戦。
円覚寺仏殿の天井画「白龍の図」
京都、天龍寺の八方睨み龍とはまた違った迫力があってかっこいい。龍の絵ってホントにかっこよくて見ていて飽きません。
とても大きなお寺なので、ぐるっと一周しようと思うと結構時間がかかります。
このころは空腹がMaxだったので、手前の山門や仏殿、妙香池あたりをさくっとみて終了。
次回、すべてをじっくり見学するために、空腹を満たしてリベンジしたいと思います。
小町通り
北鎌倉駅から鎌倉へ移動し、鶴岡八幡宮へと続く小町通りでお腹を満たしたら付近を少しぶらぶら。
小町通りにはたくさんの食べ歩きグルメスポットがあり、お土産物屋さんもたくさん並んでいるのでぶらぶら散歩するだけでも楽しいです。
豆菓子の試食をしたり、手焼きせんべい屋をのぞいたり、手作りの飴づくりを見たり。
そんな時ふと見かけた雑貨屋さん「鎌倉八座」。鎌倉を中心に神奈川の各地からの工芸品、縁起物をあつかうお店です。
だるまみくじや干支みくじなど、とってもかわいい雑貨がたくさん。
と言いつつ、結局は鎌倉駅前で定番の鳩サブレーを買って帰りました(笑)
まとめ
約4kmを3時間ちょっとかけてのんびり散策しました。最後はお腹が空きすぎて、急ぎ足で観光しましたが…
鎌倉にはまだまだ行ってみたい魅力的な場所がたくさん。
春のサクラや初夏のアジサイ、秋の紅葉に冬のライトアップイベントなど季節ごとに違った風景が楽しめます。
またの機会にゆっくり訪れたい街です。