ずいぶん昔、雑誌で見てからいつか行ってみたいと思っていたプリトヴィツェ湖群国立公園。
ついに訪れるときがやってきました。
本当はゆっくり1泊してくまなく散策したかったけれど、短い休みにあれこれ詰め込んだら日数が足りなくなってしまい…
ザグレブから日帰りで行くプリトヴィツェ湖群国立公園。
限られた時間での散策だけど、マイナスイオンをたっぷりチャージしてリフレッシュするぞ!
プリトヴィツェ湖群国立公園への行き方
プリトヴィツェへ行く方法はバス、タクシー、ツアー、レンタカーなどの方法がありますが、バスで行くのが一番安くて簡単な方法だと思います。
我が家ももれなくバスを選択。
ザグレブからプリトヴィツェ湖群国立公園へはバスで2時間半くらい。
朝一のバスチケットは当日だと売り切れになることがあるとのクチコミを見ていたので、あらかじめwebで予約していきました。
予約完了後にPDFでチケットが贈られてくるので、プリントアウトもしくはスマホなどに保管して持って行きます。
ホテルからてくてく歩いてバスターミナルへ。
プリトヴィツェまでの料金は往復で112クーナ(約2,000円)。
購入時によく見ていなかったのですが、4月末時点で7時半出発のバスは途中の街Karlovacで乗り換えが必要でした。
バスの運転手が大きな声で叫んでくれるし、たくさんの旅行者がバスを乗り換えるので、間違える心配はないと思います。ザグレブのバスターミナルを出発した時は満席の上に立っている人もいましたが、乗り換え後は皆さん座れたようでした。とはいえ、乗り換えのKarlovacまで1時間なので、やはり朝イチのバスは事前予約がオススメです。
プリトヴィツェの手前で工事渋滞があったため、予定より少し遅めの10時10分くらいに到着。
エントランス1(最初のバス停)で降りて公園に向かいます。
プリトヴィツェ湖群国立公園
プリトヴィツェ湖群国立公園(プリトヴィツェこぐんこくりつこうえん)は、クロアチアの国立公園の1つであり、ボスニア・ヘルツェゴビナ国境に近いプリトヴィツェ湖群市に位置する。大小16の湖と92の滝がエメラルドグリーンの幻想的な景観を作り出しており、ユネスコの世界遺産に登録された。
Wikipediaより
料金:
55クーナ(11月〜3月)
150クーナ(4月~6月、9月〜10月)
250クーナ(7月〜8月)
※大人の料金です。その他の料金はwebサイトをご確認ください。
https://np-plitvicka-jezera.hr/en/plan-your-visit/price-list/
開園時間:
9:00~15:00(11月〜3月)
8:00~18:00(4月~6月、9月〜10月)
7:00~20:00(7月〜9月)
残念ながら2018年4月より、入場料がグッとアップしました。特に夏のシーズンは4割近く値上げしています。
自然を守るためなので仕方ありませんが、ちょっと高いですよね。
入場料には園内を走るバスやフェリーの料金が含まれています。乗車時にチケットの提示を求められることがあるので、なくさないようにしましょう。
ちなみに入場料はクレジットカードでの支払いOKです。
散策コース
帰りのバスは14時45分発を予約しているので、散策に充てられる時間は4時間半。
エントランス1から出発するコースは4つ。
下湖群も上湖群も両方回りたいので、Cコースを散策することに。
エントランス1を入って進んでいくといきなり絶景が。
下湖群の大きな滝が一望できます。
まずはここから見える一番高さのある滝、プリトヴィツェのシンボル「ヴェリキ・スラップ(Veliki Slap)」を目指します。
滝に虹がかかっていてとっても綺麗。
っていうか、すでに「ヴェリキ・スラップ(Veliki Slap)」に向かう大勢の人たちが見えます。
私たちが訪れたのは土曜日。犬を連れた地元のファミリーが多かったです。
周りの景色を堪能しながら「ヴェリキ・スラップ(Veliki Slap)」に到着。
水しぶきが気持ちいい。
この滝の近くに絶景ポイントへと続く急な上り坂があるとネットで見たのですが、残念ながらこの日はクローズ。
滝近くにある階段入り口にはロープが張ってあり、通行できないようになっていました。
滝を間近から見下ろせる絶景ポイントだったので、楽しみにしていたのになぁ。
気を取り直して、Cコースの案内に従って散策を続けます。
遊歩道の分かれ道には各コースの案内表示があるので、迷わず散策できるようになっています。
光が反射してとっても綺麗なブルーの湖。たくさんの小魚が気持ちよさそうに泳いでいます。
あちこちに小さな滝がたくさんあって、見どころ満載。
春を飛び越えて夏がやってきたような陽気なので、太陽の光を浴びていると日差しが強くてとっても暑いけれど、日陰に入るとひんやりした空気が気持ちいい。
緑と滝のコラボが美しい。
ボートに乗るためにP3へ。
夏の観光ピークシーズンは1時間くらい並ぶこともあるようですが、まだこの時期は大丈夫だろうと思っていたのに、ちょうど団体ツアーご一行様と一緒になってしまったのでボートを2つ見送ることに。
約30分くらい待ったかな?時間がないので待っている間にザグレブのバスステーションで買ってきたサンドイッチをパクリ。
ボートを待つ場所にはほとんど日陰がないので本当に暑い。
皆さん売店でビールを買ってきて飲みながら待っていました。
もちろんもれなく我が家もビールを頂きました。大自然の中で飲むビールは格別ですね(笑)
ボートはP3からコジャク湖を横断してP1またはP2へいく2つのルートがあります。私たちが乗ったボートは直接P2へ行くボートでした。
P2で降りたら上湖群の散策開始です。
ミルキーブルーの綺麗な湖。
枯れ木が良いアクセントになっています。
上湖群の滝の方がワイルドでダイナミック。
水量タップリで水しぶきが勢いよく飛んできます。
森の中から流れてくる小さな滝が神秘的。
マイナスイオンをたっぷりチャージ出来ました。
ST3からバスに乗りST1へ。
駆け足で約3時間半、歩き通しだったのでさすがに疲れたー。
そんな時はやっぱりビール。疲れた体にしみわたります。
バス停ST1からエントランス1の途中にある絶景ポイント。
プリトヴィツェと言えばこの風景。長年憧れていた絶景に感動もひとしお。
サンサンと降り注ぐ太陽が湖面に反射して、水の色がとっても綺麗でした。
まとめ
帰りもエントランス1の目の前にあるバス停から乗車しザグレブへ。帰りのバスは乗り換えなしのダイレクト便でした。
バス停には何人かバス待ちしている人がいましたが、ほとんどの人がバスを予約しているようでした。
この時期は満席でバスに乗れない、と言うことはありませんでしたが(時間によるのかもしれません)夏のピークシーズンに出かけるのであれば予約しておいた方が安心だと思います。
また、バス停には時刻表がありませんでした。(インフォメーションセンターにはあるのかな?確認していないのでわかりませんm(__)m)
帰りの時刻はあらかじめ調べていった方がいいと思います。
4時間半という限られた時間で下湖群と上湖群の両方を回りきれるか?と心配していましたが、絶景を堪能しながらCコースを制覇することが出来ました。
予想以上に人が多くてびっくりでしたが、お天気もよくて暑いくらいの陽気。
太陽が出ているのと出ていないのでは水の色が全然違うので、お天気に恵まれてよかったです。
旅中さん、こんばんは。
クロアチア、どーでした?まだ本編には入ってないでしょうが、楽しそうなblogが期待できそうですね。
プリトビッツェも同じ所行ったのに、blog書くとなるとこんなに情報量が要るのかと驚いてます。こちらはこれからも飲んで食べて写真撮って、自分だけ楽しむ旅をしていくでしょう(笑)。天気良くて良かったですね。
バスの乗換は知らなかったです、バス数社が走ってたのは覚えてますが、往復直行便だったので。高速降りて住宅街の中のターミナルに止まったのがそこだったのかな?
こちらも修学旅行生の団体に捕まったので、バスの時間に焦りましたね。船乗り場前のレストランテラス席で冷えたビール片手にサンドイッチ頬張ってましたね。
ほぼ毎日赤い缶のクロアチアビール、飲んでました。
前NHKだったと覚えてますが湖の中の木が石化して白くなった、どれもそれっぽく見えたけど本物は・・・どれ?
バスターミナル近くのホテルとの事でしたが、まさか同じホテル?とも思いました。
ザグレブに夜到着→翌日プリトビッツェだとなかなかのハードスケジュールでしたね。晩御飯・部屋飲み(我が家では反省会と称してますが)されました?うちはマストです。
次回編、待ってまーす。
Non-Bayさん、こんばんは。
まだまだぬけが多くて説明するのに写真の撮り忘れとかたくさんありますが、あまりブログの事ばかり考えて旅自体を楽しめなかったら本末転倒なので、抜けがあるのもご愛敬、くらいの軽い気持ちでブログに臨んでいます(笑)
クロアチア滞在中はホント毎日良いお天気でした。
後日参加したモスタルへのツアーのガイドさんが、「今年は春をスキップして夏が来た」と言っていましたが、まさしく連日初夏の陽気。雨よりは全然いいのですが、少し肌寒いくらいを想定していったので予想外でした。
おかげですっかり日焼けしました。
ザグレブの物価はそれほどではなかったのですが、ドブロブニクの物価の高さには驚きました。
日本では東京でも地方でもコンビニやスーパーでの買い物は料金が変わらないのに…
でも、もちろん毎晩部屋のみしましたよ。
のんびりペースですが、忘れないうちに旅の記憶が残っているうちに仕上げるので、待っていてください。