別府温泉を訪れ、全客室12部屋に源泉掛け流しの半露天風呂完備のお宿、『別府 和み月』に宿泊しました。
駐車場到着から、チェックアウトして出発まで、暖かいホスピタリティを感じる宿泊になりました。
アクセス
別府駅から車で20分、別府インターから車で10分くらいのところの住宅街にある宿。
電車の場合、別府駅からの無料送迎あり。車の場合、無料駐車場があります。
一番近くのコンビニまでは徒歩6分くらい、湯けむり展望台や海地獄までも車で10分かからないので、なかなか便利な立地。
ロビー
駐車場に車を入れていると、スタッフがお出迎えに来てくれ、そのままスムーズに部屋まで荷物を運び入れてくれました。
のれんをくぐり、宿の玄関に入ると光が差し込む格子の壁と中央には控えめなお花が。
玄関を入って右手がチェックインカウンター。
カウンターの奥にはテーブルセットと24時間利用できるコーヒーのサービス。
その隣に冷凍庫があり、ジップロックに小分けにされた氷が入っています。部屋飲みに氷をもらったんだけど、部屋にアイスペールがないので、ジップロックに入ったまま使うのは少し使い勝手が悪かったな。
チェックインの時に好みの浴衣、帯、足袋を選べます。
左から2つは女性用(2番めの浴衣がなくなってるけど、確かピンクの小さめの花柄だった気が...)、左から3番目は男女共用、その隣2着は男性用、一番右は作務衣タイプ。
足袋もカラフルな柄物とグレー単色が用意されています。
お部屋
古暮(KOGURE)
宿泊したのは離れのお部屋、古暮(KOGURE)。
離れと言っても、別棟になっている訳ではなく、大浴場の廊下の突き当たりに1室だけ離れて客室があります。
扉を開けると部屋へのアプローチ。他の部屋と離れてるので、とっても静かに過ごせました。
半露天風呂を含む部屋全体の広さは48㎡ですが、ベッドルームは8帖とコンパクト。写真左側、障子の向こうが半露天風呂です。
入口は少し狭いですが小上がりになっています。
和モダンなテーブルセットは部屋飲みに便利。空気清浄機もあります。
テレビ台の下にはグラスや電気ケトル。
テレビの隣はクローゼットになっていて、セーフティーボックスや冷蔵庫が。冷蔵庫の中にはコンプリメンタリーの水が2本とウェルカムドリンクのカボスジュースが入っていました。
ウェットエリア
大きな半露天風呂。半露天と言いながら、ほとんど囲われていて、外を眺めることはできません。住宅街なので開放的な露天風呂は無理なのは分かるけど、もう少し開放感が欲しいなぁ。
100%源泉かけ流しなんだけど、時期的なものもあるのか9月中旬は熱すぎて源泉だけでは入ることができませんでした。左側の石の後ろに水の栓があり、お湯の温度を調節することができます。
半露天風呂の左奥にはシャワー付きの洗い場もあります。
洗面台はワンシンクですが、広々としているのでゆったり使えます。アメニティは雪肌精。
洗面台の反対側の扉を開けると半露天風呂へ。トイレは全自動で快適。
アメニティ
備え付けのアメニティ、雪肌精とは別にポーチに入ったアメニティが。
左が男性用アメニティ。ボディタオル、歯ブラシ、髭剃り、ブラシ、マウスウォッシュ。
右は女性用アメニティ。ボディタオル、歯ブラシ、マウスウォッシュ、ブラシ、コットン、ヘアゴム、シャワーキャップ、シートパック、クレンジングミルク、オールインワンクリームと充実の内容。
大浴場
大浴場は男女1ヶ所づつ。時間による入れ替え制ではなく、固定です。
ちなみに、写真奥の扉の向こうが宿泊した部屋『古暮』です。
大浴場は内湯のみで露天風呂はありません。サウナと打たせ湯の設備もありますが、新型コロナウィルスの影響か使用できませんでした。
お部屋に半露天風呂があるからか利用客は少ないよう。私も滞在中は一度しか利用しませんでした。
大浴場にはバスタオルは用意されていますが、フェイスタオルはありません。部屋から持参しましょう。
歯ブラシやブラシ、ヘアゴム、基礎化粧品などはあります。
夕食
夕食はロビー奥のレストランで。
食事プランによって席が決まっていて、翌朝の朝食も同じテーブルで頂きます。
創作懐石のお品書き。
旬菜(左):柿胡麻味噌焼き、八寸(右):鯖棒寿し、カマス柚香焼きなど。
椀替り(左):鯛と冬瓜菊花スープ仕立て
まずはビールでスタートしたけど、お魚料理に合わせて日本酒にスイッチ。
地元のお酒(銘柄は忘れました。)を2種類チョイス。私用に辛口(黄色のとっくり)とダンナ用の少し甘口(ブルーのとっくり)。
御造里(左):鰆や太刀魚、タコなど、温物(右):鰯つみれ小鍋
揚物(左):鱧カツほか、焼物(右):大分冠地鶏炭火焼き
酢の物(左);焼き椎茸おろし酢添え、食事(右):和牛と茸の炊き込み飯
この後デザートがあったんだけど、お腹いっぱいであまりにも苦しくてギブ。
食事は全体的に美味しくて満足。好き嫌いが多いんだけど、今回は旬菜の柿胡麻味噌焼きと酢の物の焼き椎茸おろし酢添え以外はすべて美味しく頂きました。
スタッフは頃合いを見ながらサーブしてくれるんだけど、懐石料理っていつもより時間をかけてゆっくり食べるので、どうしてもお腹いっぱいになってしまうんですよねぇ。
ご飯の量を部屋してもらってデザート食べれば良かったかな?
朝食
夕食と同じテーブルで朝食をいただきます。
旅館の和朝食って感じのセット。
飲み物はオレンジジュース、アップルジュース、グレープフルーツジュース、烏龍茶の中から選びます。別途熱い日本茶も。
釜で炊いたご飯が美味しくて、また、ご飯に合うおかずがいっぱいだったので、いつも白ご飯って食べないのに2杯もいただきました。
旅行の時ってついつい食べ過ぎてしまうのが怖い...
まとめ
こじんまりとした宿なので、とても静かで快適な滞在となりました。
住宅街の中にあるので、半露天風呂は開放感にかけて少し残念だけど、お湯は最高。夕食の後、朝食の前後と、何回も入浴してお肌すべすべ。
大浴場に行かなくても温泉に入れるって最高です。
ただ、今回はGoToトラベルキャンペーンでお得に宿泊できたので、コスパ良いと思ったけど、全額実費でまた宿泊するかっていうとどうかなぁ。
それだと少し割高に感じるかも?
スタッフも若い人が多く、客層も若い人が多かったので、30代くらいまでがターゲットなのかも?と感じました。