新型コロナウィルスの影響で海外へのフライトは運休が相次いでいる状態。
当初3月に予定していた渡韓を8月に延期していたけど、先日9月末までフライト運休とのお知らせが届きました。
チケットをオープンにしようか悩んだけど、あまりメリットはないなぁと思い、JALのソウル発券をキャンセルしました。
ソウル発券
2019-2020年末年始、ポルトガル旅に利用したソウル発券。
その最後の区間(羽田⇒金浦)と2020-2021年末年始用に発券した新たなソウル発券の最初の区間(金浦⇒羽田)を組み合わせて、当初3月に行くはずだったソウル。
直前でコロナウィルスが蔓延し、日本が韓国人に対して観光ビザの発給を停止すれば韓国も日本人に対して観光ビザの免除を停止。渡航が困難になったため、8月に延期することに。
3月初めの時点では、8月にはコロナウィルスも収束するだろうと安易に考えていたんだけど、状況は悪化する一方。
少し状況が落ち着き、自由に行動できる範囲が広がれば、また感染者が増え出すという悪循環。まだまだ自由に旅するのは難しい。
9月末までソウル線は運休とのお知らせが届き、再度延期するかどうか悩み、JALに問い合わせることに。
ちなみに、新たなソウル発券は予約クラスK、
ソウル⇒東京⇒フランクフルト⇒(別途移動)⇒パリ⇒東京⇒ソウル
運賃約15万5000円、獲得FOP 11,678
これを使って、2020-2021年末年始はベネルクス3か国に行く予定でした。
(フランクフルトからケルンを経由してオランダに入り、ベルギー、日帰りルクセンブルグを楽しんでパリから帰国する予定だったのに…)
東京⇒フランクフルト、パリ⇒東京はマイルでビジネスクラスにアップグレードしたので、搭乗を楽しみにしてたんですよね。とっても残念。
キャンセルかオープンか?
JALに問い合わせたところ、選択肢は2つ。
1.ソウル発券の残り1区間+未使用の新たなソウル発券4区間すべてキャンセル
2.チケットをオープンチケットにする
キャンセルした場合
キャンセルした場合、残りの1区間分と未使用の4区間分、全て払い戻し可能とのこと。
海外の航空会社では、現金で払い戻しせずに、次回航空券購入時に使えるクーポンで払い戻すところが多いので、全てキャッシュで払い戻ししてくれるのは本当にありがたいです。航空会社も経営が苦しくてキャッシュが必要なのに...
オープンチケットにした場合
オープンチケットとは、搭乗区間のみを指定し、搭乗便を予約しない(搭乗日を指定しない)航空券のこと。
たとえば、東京⇒ソウルと区間のみ指定し、搭乗日未定の航空券。
指定範囲内であれば、無料で搭乗日を指定できる航空券です。
6月11日以前に購入した航空券は、いったん現在予約している日程をオープンにし、渡航できる日程が決まれば予約窓口にて日程調整できるとのこと。ただし、今のところ予約できるのは2021年3月31日まで。
つまり、来年の3月31日までに全ての旅程を完了しなければならないということ。
単純にソウル往復だけならオープンにしてもいいけれど、ヨーロッパも含まれてる航空券で全ての旅程を3月末までに完了させるのは難しい。
今の状況が続けば期間の延長はあるだろうけど、現在のルールでは年末年始や夏の繁忙期には予約を変更できません。
繁忙期にしかまとまった休みが取れないサラリーマンにはとっても厳しいルール。もともと繁忙期に少しでも安く、お得に旅できるように始めたソウル発券なのに、その繁忙期に使えないんじゃ意味がない。ということで、キャンセルする事に。
年末年始のヨーロッパ旅に合わせて、別切りで国内線区間(伊丹⇒成田・羽田⇒伊丹)を予約してたんだけど、事情を説明すると手数料無料で国内線区間をキャンセルしてもらえました。
やっぱり日本の航空会社は対応が良いですね。
でも、年末年始になんの予定も無いのは悲しい。
台湾は10月から外国人の観光客受け入れを開始する予定だから、もしかすると行けるかもしれない。ちょうどJALが日程変更手数料無料のキャンペーンをやっているから予約してみようかな?
予約変更手数料「無料」で安心の旅を
6月初め、JALより新たな提案がありました。
各国の入国規制の先行きが見通せない状況をふまえ、お客さまに安心してご予約いただけるよう、現在発売中の国際線運賃は、予約変更手数料を無料で承っております。
JALwebサイトより
対象運賃・対象期間
以下の条件に当てはまる国際線運賃すべて(Standard、Saver、Special、Special Saver)
対象期間:2020年6月11日(木)~2020年7月31日(金)発券分
予約可能期間:ご予約日から360日先の出発分まで
※日本発ニューカレドニア行き・インドネシア発日本行きは除く
購入後の予約変更例
7月31日までは回数制限なしで予約変更可。
8月1日以降は1回目は手数料無料で変更できるけれど、2回目以降は運賃規則によって手数料がかかるもしくは変更不可となります。
注意点
- 予約変更の結果、運賃額および規則が変わる場合あり。運賃額に変更が生じる場合は、差額調整。
- 搭乗期間が限定された運賃については、搭乗期間外に予約を変更する場合には異なる運賃への変更となるため、運賃額および規則が変わる場合あり。
- 予約便の出発前までに変更・取り消しをしなかった場合の取り扱いに関しては予約変更無料化の対象外。
- 払戻については購入の運賃規則に準じて取消手数料が発生。
格安運賃でも7月中であれば何度でも手数料無料で変更可、8月以降は1回だけ無料で変更できるのが嬉しい。8月以降も1回だけと言わずに、何回でも無料で変更して欲しいところだけど...
現在の状態が続けば、無料期間が延長する可能性もあるので、航空券が安いうちに買っておくのが得策かもしれません。
まとめ
悩んだ結果、ソウル発券は全てキャンセルすることにしました。
7月からヨーロッパでは日本を含む十数か国の観光客及びビジネス客を受け入れると発表したので、もしかしたら年末には行けるんじゃ…?なんて淡い期待を抱いたけど、まだまだ安心して旅できる状況ではありません。
そもそもソウル発券なので、その前にソウルに行かないといけないんだけど、そっちの方が困難な状況。Go to キャンペーンも始まったし、暫くは国内旅行を楽しむのがいいですね。
とはいえ、国内の感染者が増えている状況ではそれもいつまで楽しめることやら...
1日も早いコロナの収束、ワクチンや治療薬の完成を心から願っています。