今回は日程の都合上、メキシコシティではのんびり観光できず。
ソカロから徒歩数分のホテルに宿泊していたので、朝食前にちょこっと周辺を観光しただけ。また戻ってきて、ゆっくり観光したいな。
最近の海外旅では必須のSIMカードや両替、メキシコグルメについてレポートします。
メキシコシティのグルメ
Hector's Agavito
旅の初日、ヒルトン・メキシコシティ・エアポートに宿泊した時、グーグルマップで空港近くのクチコミの良いお店を検索して訪れたメキシコ料理のお店。
オーナーは英語が堪能でとても気さくな人です。
テーブルにはすでにトルティーヤチップスが辛そうなソースとともにスタンバイ。
なのにビールを頼むとさらにトルティーヤチップスがやってくるという不思議。
ビールのお供のチップスには豆とアボカドのソースが。
そんなにチップスばっかり食べられない...
にんにくスープとタコス。
メニューではタコスは3つ入りだったんだけど、オーナーが「個数は調整できるから4つにして二人でシェアしたら?」と提案してくれたので4つにしたんだけど、ボリュームたっぷりすぎた。お腹がはちきれそうでした。
スープはみじん切りのにんにくたっぷりでガツンとくるうまさ。ただ、すべてのにんにくを食べきってしまうと、間違いなく翌日臭すぎて後悔すると思い、みじん切りのにんにくはなるべく食べないようにしました。
どちらも満足の美味しさ。
全部で200ペソくらい(約1,200円)だったかな。残念ながらクレジットカードは利用不可。
テオティワカンのレストラン
テオティワカンに到着したのが12時過ぎ。
たっぷり朝食を食べてきたので、まずは観光したんだけど、帰る頃にはお腹ペコペコ。
どう考えてもメキシコシティに帰るまで我慢できそうにない。
観光地価格のレストランに行くのは少しためらったけど、背に腹は代えられない、と入ったレストラン。確かに観光地価格だったけど、味は良かったです。
チーズとソーセージのグラタン風と牛肉のファヒータ。これにビール2本で500ペソ(チップ込み、約3,000円)。ここはクレジットカード利用可でした。
タコス屋台
宿泊していたハンプトン イン&スイーツ前のウルグアイ通りをまっすぐ西側に2ブロックくらい進んだところにあったタコス屋台。
何店舗か集まってフードコート風になっていて、地元の人で混みあっていたので美味しいに違いないと思い注文。
普通のタコスを注文しようと思ってたんだけど、お店の人が「こっちの方がおすすめ」というので注文したのがこちら。
少し辛いチキンとチーズにパイナップルが、通常のタコスの2倍くらいの大きさのトルティーヤの上にのってます。
パイナップルってチーズやチキンに合うのかな?と思ってたけど、甘酸っぱいパイナップルが意外とアクセントになっていて美味しい。
ライムを絞るとさっぱりとした美味しさに!
これ一つで満腹になるのに、たったの25ペソ(約150円)とお財布に優しいのも魅力的。
メキシコのビールたち
コンビニで買い集めたメキシコのビールたち。
一番右のどくろの絵が描いてあるビールはマンゴー風味。甘いのが飲みたいとダンナが買ったんだけど、どうやらチリが入ってるようで辛い。ほんのりマンゴーの味はするんだけど、辛さの方が強くて我が家にはイマイチでした。
メキシコと言えばのコロナビールはもちろん美味しかったけど、この中では一番左のテカテがあっさり、すっきりしていて好みでした。
両替
両替はクレジットカードの海外キャッシングを利用。
2,000ペソをキャッシングして利息やATM利用手数料を含む支払い請求額は12,224円だったので、1ペソ≒6.112円。
ちなみに、クレジットカード支払いでは6.001〜6.039円だったので、現金よりもクレジットカード利用の方がお得です。
現地の両替所で円⇒ペソの現金両替をしていないので、はっきりと比較はできないけれど、円⇒ペソよりもUSドル⇒ペソの方がレートはいいです。
でも、円⇒USドル⇒ペソとなると、手数料が余分にかかってしまうのでお得ではありません。
なので、両替はクレジットカードの海外キャッシングが一番お得だと思います。
SIMカード
メキシコシティ国際空港到着時に購入。
購入したお店の名前は忘れてしまったけど、スマホのアクセサリー(ケースなど)を売ってるお店で購入しました。
通信会社はアメリカ最大手のAT&T。メキシコの大手通信会社を買収してメキシコでも通信事業を拡大しているようです。
料金
料金 | 30ペソ | 50ペソ | 100ペソ | 150ペソ | 200ペソ |
データ容量 | 300MB | 500MB | 1GB | 1.5GB | 2GB |
日数 | 3日 | 5日 | 14日 | 28日 | 35日 |
どの料金プランでもメキシコ、アメリカ、カナダでは通話、SMSが無制限、What’sApp、FaceBook、Twitter、Messenger、Instagram、snapchat のSNSが無制限で利用できます。
定員さんに滞在日数を伝えると1.5GBのプランをおススメされました。1GBで十分かな?と思ったけど、そんなに料金変わらないし、念のため1.5GBのプランを購入。
スマホを渡すとサクッとアクティベーションしてくれました。
ネットがつながることを確認してから料金をお支払い。クレジットカード利用可でした。
基本3Gでの通信だったけど、メキシコシティはもちろんのこと、この後訪れたグアナファトやサンミゲルデアジェンダでも問題なく利用できました。
ソカロ周辺散策
メキシコシティではのんびり観光する暇がなかったので、朝食前にソカロ周辺をお散歩。
朝だから人が少なく、のんびり散策できると思っていたら大間違い。
この日は5月1日、メーデー。
ソカロで集会があるようで、朝7時過ぎにもかかわらずすごい人。
おそろいのベストを着た人たちが少し離れたところにバスで乗り付け、ソカロにどんどん集まってきます。
メキシコシティメトロポリタン大聖堂。
16世紀、アステカ帝国を滅亡に追い込んだスペインのエルナン・コルテスの命によって建てられた大聖堂。
スペインから著名な建築家が何人も招聘され建設された大聖堂は、アステカ文明いの遺跡の上に建てられています。完成までに250年もかかり、 ゴシック、ルネサンス、バロック、新古典主義などの様式が混在するカテドラル となりました。
中には真っ黒なキリスト像があるそうなので、見てみたかったなぁ。
現在は地盤沈下の危機にあり、懸命な補強作業が行われているよう。
後世に残せるように、補強作業頑張って欲しいですね。
テンプロ・マヨール
ここは元々アステカ帝国最後の都テノチティトランがあった場所で、大神殿があったそう。世界で3番目に大きいと言われているテオティワカンの太陽のピラミッドより大きかったのでは?と言われています。
現在残っているのは大神殿の基礎部分のみ。スペイン人か征服した際に、アステカ文明の神殿は全て取り壊されてしまったようです。
その上にスペイン風の建築物を建設したため、約400年もの間人知れず地下に眠っていました。現在、世界遺産に指定されているメキシコシティ旧市街のスペイン風建築物の下にもアステカ文明の遺跡があるのでは?と言われていますが、世界遺産の建築物を壊して調査することはできないので、私たちが目にすることはできないのが残念。
国立宮殿
アステカ帝国を征服したスペインのエルナン・コルテスがアステカ帝国の皇帝の宮殿を壊して、自身の宮殿として建設。
1962年に焼失したけれど、すぐに再建されて現在の姿となっています。
メキシコ革命の舞台となった場所で、独立記念式典ではバルコニーから大統領が現れ「メキシコ万歳!独立万歳!」と叫ぶそう。
王宮の中には有名な芸術作品がたくさん残されています。
まとめ
今回はメキシコシティを観光する時間がなく、さらっと表から見ただけなので、消化不良ぎみ。
でも、メキシコにはまだまだ訪れたい都市があるので、再訪確定。
タコスやファヒータ以外のグルメも楽しみたいし、今回はテキーラを飲む機会がなかったので、次回は是非!