楽しかった旅はあっという間に終了し、残念ながら帰国の日。
日本まではウィントフックからアディスアベバ、上海を経由して関西国際空港へ帰ります。
ロングフライトだけど、ANAマイルで予約した特典航空券はビジネスクラスなので、快適なフライトになるはず。
3種類のビジネスクラスを堪能します。
ウィントフック空港ラウンジ
ウィントフックの空港にはラウンジが2つ。
イミグレを越えたすぐ左側にカタール航空のラウンジ。まだ新しいようでとっても綺麗。
そしてもう一つスタアラゴールドで使えるラウンジがあるはずなのにどこにも見当たらない。
カタール航空のラウンジ受付で聞くと『隣』との事。でも隣には壁しかない。『どういうこと?』と思い、もう一回尋ねてみると、ラウンジまで案内してくれた。
ついて行ってみると確かに『隣』だけど、イミグレの横の通路を逆行してイミグレを通りすぎた先にありました。
これがラウンジの入口。
通路の先にポツンとカウンターというかデスクがあるだけ。そりゃ気づかないよ…
中はそんなに広くなく、大きなテーブルが5〜6セットくらいかな。
奥にバーカウンターがあり、飲みものはそこで注文。少しだけおつまみとスナック菓子あり。
ビールを注文すると『大・中・小とれにする?』って聞かれたので、迷わず『大!』
バーのおばちゃんびっくりしてたけど、満面の笑顔でサーブしてくれました。
これがホントに大きくてびっくり。たぶん生ビールの大ジョッキより大きかったと思う。
グビッと飲み干したら、イミグレの横を通って搭乗口へ。通路を通っている時、イミグレの係員に呼び止められたけど、ラウンジ行ってたっていうと何のチェックもなく通してくれました。
ちょっと緩い気がするけど、大丈夫か?
ウィントフック⇒アディスアベバ
座席
ウィントフック⇒アディスアベバ間はエチオピア航空で約6時間のフライト。
機材はA350-900、ドリームライナーの最新型。
ビジネスクラスは2-2-2の5列。
フルフラットになる機材なのでとっても快適だけど、オットマンが小さいのが難点。
座席の後方には電源とUSBポート、ちょっとした小物置きスペースと水が用意されています。
座席リクライニングのリモコンは肘置きの前に、モニターのコントローラーは座席横にセット。
食事
ウェルカムドリンクはちょっとわがまま言ってシャンパンとオレンジジュースでミモザを作ってもらいました。
窓の向こうにはナミビア航空。国旗がデザインされた尾翼がかっこいい。
まずはドリンクサービス、シャンパンとスナック。ダンナはキューバリブレ。
前菜はなんだったか忘れてしまった(^^;
メインはビーフシチューだったと思うけど、想像してたシチューとは全く違うものが出てきてちょっとびっくり。でも美味しかったです。
食事後はワイン飲みながらまったり。フルフラットにしてちょっと寝たりしてたらあっという間にアディスアベバに到着。最新機材は快適です。
今回貰ったアメニティは赤いポーチ。去年のエチオピア旅の時に黄色と緑のポーチを貰ったのでこれで3色コンプリート。
アディス到着後は去年も訪れたエチオピア航空のビジネスラウンジへ。
でも、この時間帯(夜10時前後)はフライトが集中しているようでラウンジはめちゃ混み。
ラウンジに限らず空港も人で溢れていて、床に座っている人もたくさん。空港は拡張工事が進んでいるけど、全然追いついてない感じ。
ビジネスラウンジもソファ席は空いていなくて、かろうじて見つけたバーの近くの席へ。
その後も続々と入室してきたけど、みんな席がなくてラウンジ内をうろうろ。何とかならないかなぁ、この混雑。
夜11時を過ぎたあたりから、徐々にラウンジは空いてきたけど、その頃には自分達も搭乗するためにラウンジを退出。ちょっとフライト集中し過ぎじゃないの?もうちょっと考えて欲しいなぁ。
ちなみに、スタアラゴールドで入れるラウンジを覗いてみたら、こちらも席がないのか床に座っている人がいました。これってラウンジって言えるのか?
エチオピア航空のビジネスラウンジの様子はこちらを参照してください。
アディスアベバ⇒上海
座席
ウィントフック⇒アディスアベバ間はエチオピア航空で約11時間のフライト。
機材はA350-900、ドリームライナーの旧型。
ビジネスクラスは2-2-2の5列。
昨年エチオピアに行ったときに搭乗したのと同じ機材。
この日のビジネスクラス搭乗率は8割くらいかな?
エチオピア行きで搭乗した時と全く同じなので、座席の詳細は去年の記事を参照してください。
食事
まずはウェルカムドリンクにシャンパンを。ダンナは飲み疲れ?のためオレンジジュース。
深夜0時をすぎ眠さMaxなので夕食はパスし、安定飛行に入ったらすぐにフラットにして爆睡。
到着2時間前の朝食はコーンフレークにフルーツサラダにヨーグルト、ソーセージとオムレツ。
ウィントフック⇒アディスアベバ間で食べた機内食以来何も食べてなかったのでお腹ぺこぺこ。とても美味しくいただきました。デザートは激甘だったので一口で撃沈。
上海国際空港で気をつけること
北京空港では乗継でも入国しないといけないことは知っていたんだけど、上海は入国する必要ないと思っていました。
でも大間違い。ここでも入国⇒荷物のピックアップ⇒荷物の預け入れ⇒出国する必要があります。
そんな事全く知らない呑気な私たち。transitの標識に従って進んでいくと何やら入国しないといけない雰囲気に。
近くにいた係員に確認すると、一番端にある乗継専用カウンターで入国手続きしろと。行ってみるとこれが長蛇の列で全然進まない。指紋の登録と顔写真の撮影があるんだけど、それ以外にも何をやってるのか分からないけど1人通過するのに約5分くらいかかってたような気が。
40分くらい待たされてやっと私たちの順番。かかった時間は1分くらい。日本人はこんなにあっさり入国できるのに他の国の人たちは何であんなに時間がかかるんだろ?やっぱり日本のパスポートは最強ですね。
本当はこのあと荷物をピックアップして再度預け入れしなおさないといけないんだけど、全く知らない私たちはずんずん進んでいき、とっとと出国してラウンジでシャワー浴びてビール飲みながら寛いでいました。
搭乗時間になりゲートに行くと地上スタッフの人が待ってましたとばかりに、
『荷物をピックアップして再度預け入れしないといけなかったのですが、荷物が放置されていたのでこちらで預け入れしようとしたところ、検査機で引っかかってしまい、トランクを開けて中を確認する必要があります。今すぐ一緒に来てください。』
とのこと。
とりあえずダンナに確認しに行ってもらい、搭乗口のベンチで待っていたんだけど、こんな時に限って皆さん搭乗が早くて、出発時間までまだ10分以上あるのにすでに全員搭乗済み。最後の乗客となってしまいました。
今か今かとダンナが現れるのを待つこと約5分。ようやく帰ってきたダンナに事情を聴くと、どうやらカメラの予備バッテリーが引っかかっていたみたい。モバイルバッテリーは機内持ち込みしないといけないってわかってたけど、カメラの予備バッテリーって今までひっかっかったことなかったので油断してました。国によって扱いが違うんですね。以後気を付けます。
無事に搭乗し、定刻までにはドアクローズできでホッと一安心。みなさん、ご迷惑をお掛けしましたm(_ _)m
機内に乗り込んでからもあいさつに来てくれたCAさんに平謝り。でも、ウィントフックで荷物預けた時、荷物のタグは関空までスルーやったし、スタッフも何にも教えてくれへんかったんやもん(涙)
今後上海国際空港を経由される方、十分に気をつけてくださいね。
上海⇒関西空港
座席
上海⇒関空間はANAで約2時間のフライト。
搭乗の数週間前に機材変更のお知らせが来たので、またダウングレードかぁと思ってたら、2017年9月に国内線に日本初導入されたA321neo。ビジネスクラスは2-2の2列。
この日の乗客は我が家以外にもう一人だけ、計3名でした。
新しい機材とはいえ座席は国内線プレミアムクラス。ちょっと残念。
まぁ2時間のフライトなので全然快適ですが。
足元広々ですが、前の座席がリクライニングしてくるタイプなので、若干の圧迫感はあるかも?
モニターはひじ掛けに収納タイプ。座席の横にシートリモコン、ひじ掛けの前に電源とUSBポートがあります。
食事
メニューの選択はなし。
アペタイザー:ローストビーフとサラミ、人参とレーズンのサラダ添え、小海老のマリネ アボガドポテト添え
メイン:チキンのソテー マッシュルーククリームソース
コーンブレッド、甘味
お味はまあまあ。前菜はお酒のつまみにピッタリですが、メインはうーん、って感じです。
まとめ
3つのビジネスクラスを乗り比べてみましたが、やっぱり機材が新しいこともあり、ウィントフック⇒アディスアベバ間のフライトが一番快適でした。
サービスはANAは安心できますが、近距離だからウェルカムドリンクもないし、食事もワンプレート。
もうちょっと頑張って欲しいなぁ。